個人的名盤レビュー#10 電気グルーヴ 11th ALBUM "20" (2009年)
皆様おはこんにちばんは!!Loopです👼
個人的名盤レビューも早10回目。次は目指せ20回です(/・ω・)/
今回紹介するのは電気グルーヴが2009年に発表した作品!!
結成20周年記念作 11th ALBUM "20" です!
上に書いた通り、今作は結成20周年を記念して制作されたアルバムです!
9曲入り41分ほどと割とコンパクトな収録時間でありながらも濃厚な作品。
例の如く1曲ずつ見ていったりいかなったりします(ちゃんと見ていくよ)
01.電気グルーヴ20周年のうた
低音がしっかり効いたダークでコミカルでシンプルな4つ打ち曲。
(横文字をカタカナで3つ並べると何だか阿保っぽいですね…)
周年曲シリーズは今作以降も10・25・30と発表されるのですが
それらに比べると歌詞がだいぶマイルドです。
結局前髪垂らした知らない動物/やつは何なのか。
02.タランチュラ
曲名は過去作の"スコーピオン"を彷彿とさせますが作風は違います。
こちらのほうがファンキーで歌謡チックなノリです✨₍₍(ง˘ω˘)ว⁾⁾✨
何となくメロディーにレトロモダンな雰囲気も感じたり。
スカンクのくだり卓球氏のキャラ的にス〇トロ話?違う?
03.ポンコツ幻想曲
音のいい意味でのチープさがポンコツ感を演出している1作です。
確か昔使ってた機材を引っ張り出して作った感じだった気がする。
なにかのインタビューでおっしゃってたような…私の気のせい?
(歌詞にしもぶくれ/とびじゃくれって出てくるの好きすぎる)
04.何枚だ?
前曲から間を入れず始まる上に作風が近いので連作感がある曲👼
とはいえ3曲目よりも硬派な音でよりカッコイイ路線だと思う。
どこを切り取っても恐怖と狂気を感じる歌詞も流石すぎますね。
とてもじゃないけど小さなお子さんには聴かせられませんね。
(声がロボットボイスに加工してあるのはある意味親切)
05.猫とイスラエル
キックとスネアのシンプルかつ抜けの良い音がとてもクールです。
ちょっと音像がドライな質感っていうか…上手く説明できない…
今作の中でもかなりニューウェーブ色の強い作風ではないかと🐈
06.エキゾティカ
2曲目のタランチュラと同じくファンキー歌謡曲な感じの1曲です。
サビが実質スキャットなのもそれっぽさを演出していますよね👼
ポコポコした音や何かを剝ぐような打ち込み音が心地良くて好き。
これは絶対イヤホンで聴いた方が良いと思う。
07.エンジのソファー
もう完全に歌謡曲。ていうか寺尾聰 氏の"ルビーの指輪"パロディ。
それもそのはずでご本人たちがもろに狙って作った曲らしいです。
ミョンミョンしたシンセとかブラスとか刻むギターとかもうね…
何処を聴いても歌謡曲。
歌詞に登場する人物がことごとく変人か奇人ですが同一人物…?
08.ピエール瀧の体操42歳
これ以前にも瀧さんの体操シリーズは制作されていたりしますが
アルバムに収録されたのはこの42歳バージョンが初でした|ω・)
曲調としてはレイヴを下地に効果音や声素材を盛り込んだもの。
途中急に感動的な展開になるのですがあそこは何なのか。
09.フォックス
あまりに名曲すぎるアルバム締めの1作。後にベストに選ばれる。
跳ねたリズムとポコチャカした音が民族音楽っぽくて好き!!!
何故だかわからないけど暖かい気持ちになる音像なんですよ✨
個人的にはキャンプファイヤーでかけたい1曲🔥🔥🔥
歌詞は変人(ていうか変態)教祖様のお話でとても面白いです👼
(鍋のカタログでも~…の箇所は変態のレベルがすぎるけどね)
ということで今回は電気グルーヴの結成20周年記念作でした!
一部では2000年以前のほうが良い的なことも言われてますが、
そんなことないと私は思います。それ以降もとても良いです。
むしろ若かった時にはなかったコクのようなものを感じます。
ぜひこの機会に知ってる人も聴き返してみて!?
それではまた別の記事で!👼
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