マガジンのカバー画像

本の記録

23
本を読んで覚えておきたいこと、感じたことのメモ ノージャンルで読みたい
運営しているクリエイター

2023年1月の記事一覧

アルケミスト/パウロ•コエーリョ

アルケミスト/パウロ•コエーリョ

ピラミッドを目指す羊飼いのお話。
道中、色々な人に出会い成長していく。

考え方をシンプルに。
過去を振り返りすぎず、かといって先の未来までを見過ぎず、
今を淡々とこなしていけば夢に近づく。

やりたいことを1番阻むのは、それに踏み込む勇気が出ないということだ。

アヒルと鴨のコインロッカー/伊坂幸太郎

アヒルと鴨のコインロッカー/伊坂幸太郎

映画でもちょくちょく気になっていたこのお話をついに読んだ。

穏やかなストーリーに、どんでん返しが起こる。その瞬間が好きだ。
稲妻が走るほどではないが、伏線が1つ1つと繋がって分かっていく感じが良かった。

あこがれる隣人との関係、ただこのお話の関係はちょっぴり怖い。
タイトルの意味も、捉え方がいくつかあって面白かった。

観光の哀しみ/酒井順子

観光の哀しみ/酒井順子

観光している時に、ふっと感じる寂しさを言葉にした本。

ああ、わかるわかると思う部分もあれば、わからない部分もあり。

日本人は大仏とか桜とか見上げるモノが好きということには納得した。
(自分もそう)

それは、「誰かに見られている」ということに人間は興奮するからという理由。そして、日本人はそう感じる傾向が強いらしい。

そして、日本人は哀愁を感じるモノが好き。
そんな哀愁の集合体である観光に人は

もっとみる
食卓は笑う/開高健

食卓は笑う/開高健

ブラックユーモア、下ネタ、ごちゃごちゃ入り混じった感じが最高。

途中の挿絵も、皮肉が効いていて良かった。

クスッと笑いたい時にまた読もう。