【随想】ジュディット・ホテル(2018)
繰り広げられる意味深な会話
色彩とウィットに富んだカットの連続
赤、青、黄
カラフルな積み木が
シーンを追うごとに
積み上がっていく、そんな感じ
しかし
その積み木は徐々にバランスを失い
何者かによる倒壊の危険性を
孕んでいく
夢とうつつの境目は
現実と妄想の境目は
真実と虚構の境目は
もしかしたら
積み木みたいに分かりやすくは
ないのかもしれない
だから
達磨落としのように
きれいに頭だけを
落とすなんてできないんじゃないか
人の判断の曖昧さ
不確かさを問いかける、いい小品でした
https://www.youtube.com/watch?v=jIS5iJeRccI