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視座/誰かに言われた大切な言葉について書く

こんにちは、ナガセヤスユキです。
#1か月書くチャレンジ 27日目でございます。

今回のテーマは「誰かに言われた大切な言葉」です。

これは…「誰に言われたかは覚えていないけど、胸に残っている言葉」として捉えるべきなんだろうか。それとも、「誰に言われたか覚えている、自分に刻んだ言葉」として捉えるべきなんだろうか。

少し迷いましたが、後者を考えます。ある人からいただいた言葉、ということでね。

視点、視界、視野、視座

視点視界視野視座という言葉、耳にしたことがあるでしょうか。

もしかしたら、視座はあまり日常的な言葉ではないかもしれませんね。…というか、私がそうでした。ビジネスの場面でないと使わないかな?

とりあえず、簡単に意味や使い方をまとめてみます。

視点

まず、視点とは、物事を見る角度や立場のことを指します

例えば、ある問題に対して企業側の視点と消費者側の視点では、見え方が全く違ってきます。企業側は、利益を最大化することが目的であり、消費者側は、商品やサービスを利用することで自分たちのニーズを満たすことが目的です。

このように、異なる視点から物事を見ることで、見え方が変わってくることがあります。

これは何というか、感覚的にわかるかなと。

視界と視野

次に、視界とは、目に見える範囲や領域のことを指します

これに対して、視野は、物事を見る範囲や視点の広がりを表します

例えば、ある立場からしか見えない視界に対して、より広い視野を持っているということがあります。このように、視界と視野は、物事を見る範囲や広がりに違いがあります。

今見えている範囲が視界、その範囲を広げる基礎が視野、という感じですかね。

視座

最後に、視座は、物事を見る視点や考え方の根本にあるものを指します

これは、人生観や価値観など、個人的なものが含まれます。視座が異なる人同士は、同じ物事を見てもそれを評価する基準が異なってくることがあります。

人間は、自分自身の考え方や価値観に基づいて物事を判断するため、視座は非常に重要な概念であると言えます。

やや抽象的な概念ですが、ビジネスワードとしての「視座」は、「物事を眺め、それを把握するときの立場」を指すとされています。

そもそも「視座」とは、「物事を眺め、それを把握するときの立場」のことです。
「視座が高い」状態とは、仕事でいうと「今の自分よりも上の立場で物事を見る」ことができる状態を意味します。

GLOBIS CAREER NOTE『視座を高めるには?視座を高める3つの方法とメリット』

「視座を高めなさい」

なぜ視点、視界、視野、視座という言葉をまとめたかというと、今回のテーマである「誰かに言われた大切な言葉」がまさにそれらに直結するからです。

約5年前、前職に入社する際に社長からいただいた言葉が、「ナガセ君は視座を高めた方が良いね」というもの。この言葉が、ふとした時に頭をよぎるんです。

自分で言うのもなんですが、自分は多様な視点で物事を考えるのは得意な方で、日常的にも視野を広く持っていくことを意識しているタイプです。

だからこそ、短期的なビジョンで物事をやりくりする、複数人のやりやすさをいい加減に折衷する、まとめるといったアクションを得意としているんですが、長期的な行動計画を遂行していくのは苦手としています。

当時の言葉は、まさにそれを見抜かれた言葉だな、と今になって思うんです。

あの人だったらどうか?

「あの人だったらどうだろう」と考える方法。その中には、他の視点から考えることと、高い視座の人になりきって考えることの、複数の意味が内包されているのではないでしょうか。

自分よりも何歩も先を行っていて、高い視座を持っている人を見つけ、私淑とする。そんなアクションが必要だな、と感じますね。


以上、「誰かに言われた大切な言葉」でした。
時折これを噛み締めて、自分の成長の糧にしたいものです。

ところでふと思ったんですが、自分の言葉が、誰かにとっては大切な言葉になる可能性もあるわけですね。それを忘れず、美しい言葉を使っていきたいものです。

終わります!

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