ショートは守備力。

YouTubeが好きな僕は、最近元野球選手の話をよく視聴する。
結局野球はピッチャーかショートだなと。

子供の時に上手いとほぼ、その2つのどちらかのポジションになる。ただ年齢が上がると、上手い人が集まるわけで、最終的に上手い中の上澄みがプロ選手になる。

エースだったのが2番手になって、外野にコンバートされて…
は、社会の縮図なのかなと

でもショートは上に行くと守備が重視される。
最終的には打てなくても守備力の有る方が生き残り、打てても守備が劣るとセカンドやサードにコンバートされる。
何か不思議。
勿論たまに、打てて守れる化け物もいるけど。

たぶん何年も野球やってるけどショート守ったこと無い人は沢山いるだろうなと。

実は僕は子供のころ1度だけショート守ったことがある。
下手くそで外野しかやったこと無いのに、延長で人がいなくなって急遽守備についた。

1打逆転サヨナラの大ピンチで守り、緊張でロボットみたいな動きになっていたのを覚えている。

そんな時神様は皮肉なもので、強烈な打球をショートに飛ばしてくる。

「あ!きた!」
と思った時には、おもいっきりおでこにボールがぶち当たり、僕は漫画のように後ろにぶっ飛んだ。

ふっ飛びながら、おでこを弾いたボールがセカンドのNくんの方向に飛んで行くのが見えた。キャッチした彼が素早く1塁に送球。

なんと奇跡のアウト。
試合は1点差を守りきり勝利した。

両チーム大爆笑。笑顔のゲームセット。
少年野球で両チーム笑顔で終わる試合は最初で最後だった。

おでこより、それ以外の顔の方が真っ赤だった僕を除いては。
それ以来僕にショートの声がかかることは勿論無かった。


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