ブレとノイズについて考え直した
最近は退勤後にチョチョイとスナップ撮影をすることが多い。
その写真を見返すと、手ブレしていることが頻繫にあるのだ。
あれ?昔はそんなことなかったよなぁ…等と思ったので過去の写真を確認することにした。
昔は何も考えずにISOを上げた
レンズ交換式カメラを初めて手にしてから3ヶ月の頃は、ISOはAUTO、Mモードで撮影していた(この頃はダイヤルを弄るのが大層気に入っていた)。なので、後で見たらISOがとんでもない数値になっていることがしばしば。
後にISO感度は低く抑えるものだと知り、シャッタースピードをAUTO、ISOとF値をマニュアルで決めて撮影することが多くなった。
また、夜間は露出補正をマイナス側に設定し、SSを稼ぐことを覚えた。
小賢しい計算を意識し始めた
ブレ写真を抑えるための心得として、「シャッタースピード=1/焦点距離」を守ればよいという旨の話があるのは皆さんご存じだと思う。
ただ、手ブレは撮影スタイルや状況に影響するので、あくまで目安値として考えるべきなのだが、数値を見て「まあ大丈夫でしょ」と楽観視するようになった。
また、カメラやレンズに手振れ補正機能がついている際は、その段数を覚えておくことで限界までシャッタースピードを下げるようになったのだ。
こんなの1/2秒でイケるじゃんヤッター、みたいな判断が多くなった訳だが、しかしこれが良くなかった。
状況次第で段数内でもブレる
そりゃそうなのだが、レンズが大きい、上向きに構える、ストラップ未装着の状態でカメラを構えると当然手ブレしやすい状況にある。
となると、いくら計算上はブレない判定であろうが関係なくブレる。
しかも、最近は被写界深度を考えて限界までスローシャッターにしていたことも相まって、手ブレ写真を量産したのだった。
教訓:SSもISOも上げろ
手ブレを恐れろ、ノイズを恐れるな。
当然の帰結である。
そして経験不足であったこともあった。
自分の状況や静止能力を把握せずに露出の設定をしていたので、そりゃ失敗するよね。
3年目でこの体たらくである。
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