金沢うぃ茶房10選(金沢のオススメカフェ10選)後半の部
6.「マルガーラボ野々市」
世界一のかほめぐ♡じぇらーとを味わう
石川県の金沢市は、アイスクリームの消費量が日本一の都市!そんな舌のこえた金沢の人たちを唸らせるほど美味しいジェラート屋さん。
本店は石川県能登町てすがここでは金沢市内から一番アクセスしやすい「マルカーラボ野々市店」を紹介したいと思います。
マルガージェラートの魅力①
〜地域素材や地域の生乳を100%使い世界一の栄冠に輝いたジェラート〜
マルガージェラートを率いる柴野大造氏のご実家は能登の酪農家で、能登牛乳の美味しさを伝えたい思いで2000年牧場直営のお店を開いたのがはじまり。
そしてイタリアで開かれた「ジェラートフェスSherbethFestival」にて世界一の称号を2017年に獲得し日本を代表するジェラテリアになりました✨
マルガージェラートの魅力②
〜多彩なフレーバーと次々に登場する新メニュー〜
主役は能登の牧場から届く「能登プレミアムミルク」世界一を獲得した「パイン・セロリ・リンゴ」
を中心に常時18種類のフレーバー?!しかも次々と新メニューが登場するので目が離せません!
マルガージェラートの魅力③
〜科学的根拠に基づいた計算されラボラトリーで生み出されるジェラート〜
入口を入るとメニューボードそしてガラス窓越しにキッチン…いやラボラトリーが見えます。
イタリアでジェラートの科学的な構造と理論を習得し能登のローカル人気店から一躍世界的ジェラテリアに成長、"ジェラートは科学"を具現化するこの場所をキッチンではなくラボ…店名を「マルガーラボ」と名付けたそうです。
マルガージェラートの魅力④
〜能登はやさしさや土までも〜
さて肝心のマルガージェラートのお味は?特徴的なのは多種多様のフレーバーに共通するやさしさです!
マルガーが生まれた能登地方はイタリア半島になぞらえるほど食材が豊かな里山里海が広がりますが、金沢市内と比べても能登の冬は厳しく風雪で陸の孤島になってしまうことも珍しくない。
厳しい自然の中で生きていくためには他人を気遣い手を取り合っていく…(誰もおいてかない…余談ですが大沢瑠璃乃ちゃんの根源的なやさしさはここにあると思います)
"能登のやさしさや土までも"古くから伝えられているこの言葉はマルガージェラートにも通じますね。
マルガージェラートの魅力⑤
〜蓮ノ空聖地巡礼的な立地〜
金沢駅東口からバスで行く場合、野々市・松任方面(11番のりば)に乗り太平寺で降りると便利。バス停からマルガーラボまで約400m、更に瑠璃乃ちゃんがよく行くバッティングセンターまで200m先です。
軽く運動したとマルガーの甘さは体に染みます🍨
金沢市のお隣野々市市は、マルガーラボだけでなく「カレーのチャンピオン」本店、とり野菜鍋の「さぶろうべい」などご当地グルメも充実しているので要チェックなエリアですよ✨
7.「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」
石川が生んだ世界的なパティシエが監修する美しいミュージアムカフェ
東京でも屈指の人気パティスリー「モンサンクレール」のオーナー辻口博啓氏は皆さんご存じでしょうが?
ご実家はかつて石川県七尾市にあった和菓子屋さん(現在は廃業)で、単身上京し数々のコンクールを総なめ一躍世界的なパティシエに。
メディア出演も多く金沢駅お土産コーナーにもショップがあるのでどこかで耳にしたことがあると思います。
その辻口シェフが地元七尾市和倉温泉にある、おもてなし全国一のホテル「加賀屋」さんに請われて誕生したミュージアム&カフェ「ル ミュゼ ドゥ アッシュ」
更に金沢店が2008年、石川県立美術館内に併設される事となり当時大変な話題を呼びました。
元からあった石川県立美術館は、重厚でどちらかと言うと美術ファンや機会がないと中々訪れにくい場所でしたが、美術館正面奥にガラス張りの眩い空間が誕生し瞬く間に人気店に。
辻口シェフのスイーツは繊細で軽やかな甘さ、特に素材の良さを引き出す感性と造形の美しさは他の追随を許さずパティスリー界のトップを走り続けています。
そして金沢店では北陸の食材をふんだんに使用し、美術館企画展とコラボしここでしか食べる事のできないスイーツが登場します✨
美術館に併設してますがカフェ利用のみでもOKです。
そして、蓮ノ空好き好きクラブ民的には爽やかなレモン風味のほうじ茶"リベルテ"なるお茶とスイーツを組み合わせるのがオススメ!
このカフェをうぃ茶房10選に登場させたのはスイーツの素晴らしさだけでなくロケーションの良さにあります!
元々この辺りは加賀藩の筆頭家老本多家の武家屋敷があり戦前は陸軍用地・戦後は学校用地、現在は歴史博物館、美術館、音楽ホールが集まる文化ゾーンとして市民に親しまれています。
また、兼六園にも隣接しているので歩き疲れたらカフェでゆうがゆうがするのもありですね✨
さらに紹介したいお店がございます。百万石通りにある「CAFĒ DE H (カフェ ドゥ アッシュ)」
こちらのお店も辻口シェフが監修、ル ミュゼ ドゥ アッシュのカフェスタイルのお店で「リンクラ4コマ」第24話で登場した聖地!
蓮ノ空民ガチ勢でしたら既にこのお店でクレープを食べてますよね?!
最後に是非紹介したいのは金沢駅西口にある焼菓子専門店「BAKE SHOP bien Bake (ビアンベイク)」
オーナーパティシエの坂下寛志さんは・元モンサンクレールのスーシェフで、辻口シェフに続く金沢スイーツ界の新しい潮流なんです✨
ル ミュゼ ドゥ アッシュのスイーツがお気に召したならば是非こちらのお店もチェックしてください!
場所は金沢駅西口からまっすぐ伸びる50メートル道路を県庁方面に向かっで1km先にあります。
追記
ちなみに金沢ゲーマーズにおける103期お誕生日祭壇で登場したケーキは「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」製でした。
8.武家屋敷跡 野村家「不莫庵」
〜歴史ある長町武家屋敷跡の街並み。唯一公開している武家屋敷のお茶室で一服〜
金沢には素敵な和空間でお抹茶をいただけるところが沢山ありますが、(先述した)大友楼一井庵とこの野村家「不莫庵」はその最高峰と断言出来ます。
その理由として、まずは庭園の素晴らしさにあります。大野庄用水を引き込んだ池に濡縁が迫り出した大胆な構成、名石・古木・灯籠そして見事な地割等そ飽きることのない空間。
「不莫庵」で呈茶を受けるには、お庭を通り過ぎ名石尽くしの階段を上がり代金を支払います。
そして左手側は控えの間、右手側のお茶室でしばし待ちまたれよ。
まずは一服。茶室は2階にあるので眼下にある庭を望みながらお抹茶を楽しみましょう。
呈茶を受けたあとは床の間そして中の見学。
お茶室、控えの間共に銘木尽くしの作りとなっていて今日ではほぼ入手不可能な木材で構成されています。
(現在これと同等の茶室を作ろうとしたら何千万いや億単位のお金がかかるかと…)
そして「不莫庵」で出されるお茶菓子は野村家隣にある「茶菓工房たろう」でお求めできます。
こちらには喫茶室があり(塀で仕切られていますが)野村家庭園と地続き、素晴らしいお庭なので一見の価値あり。
9.angolo caffe
〜金澤町家カフェでモーニング、聖地巡礼で最高のスタートを切る〜
さて蓮ノ空好き好きクラブの皆さんにおかれましては金沢でのモーニングはどのようにしてお過ごしになりますでしょうか?
金沢で朝早くから営業しているカフェ、実はそれ程多くない中今回ご紹介する「angolo caffe」は朝8時半からオープンし食事もスイーツも充実した貴重なお店。
場所は金沢駅から徒歩10分ほどの笠市町、向かいには本願寺西別院があり古い民家が点在する静かな住宅街。
当初壊される予定であった古民家をリノベーションして近年オープンしたカフェです。
ここはカフェラテが美味しいお店として有名ですがぜひ合わせて欲しいのがこちら
サクサクのクロワッサン!🥐
生ハムにトマトにバジル、他にも違う具材をサンドした物を選べますしあんバター、揚げドーナツボンボローネと正に美味しいものの玉手箱✨
もちろんスイーツも朝から注文できます!
もう一つこのお店の特徴を挙げるとするならば、居心地の良さでしょうか。
イタリアでふらっと初めて入ったカフェのような、毎日通ってる馴染みのカフェのような不思議な感覚…
せっかくの金沢聖地巡礼、チェーン店ではなく金澤町家のカフェでスタートを切ってみるのはいかがでしょうか?
10.吉はし・豆半
〜憧れの吉はし、幻の吉はしのお菓子〜
さて金沢オススメうぃ茶房、最後の名店は知る人ぞ知る吉はし菓子店。
金沢は和菓子の年間消費額日本一に何度も輝いており数多くの菓子店が存在する中、吉はしの上生菓子は一目置かれています。
実はこの記事を書いているさなか、7月日梢センパイのWith×MEETSで登場し聖地化されたので当初の設定に反しますが吉はし菓子店を外して金沢スイーツは語れません!
お茶席や料亭で供す上生菓子がメインのため、店頭売りせず予約制受注生産。またご家族で経営されており生産量も少なく、馴染みやご贔屓筋との取引が多いため〜憧れの〜幻の〜とお茶を嗜む方や和菓子ファンから呼ばれるそうです。
また予約受け取りもひがし茶屋街にある店舗のみなので中々観光客にはハードルが高い…
しかし!金沢の特定のカフェや施設にてお召し上がりいただけますので紹介していきます✨
(以下のお店に於いて、時期や時間・限定販売であったりと絶対に提供される訳ではないので予めご了承下さい)
1.橋場町「大樋美術館·大樋ギャラリー」
飴色が美しい金沢の伝統工芸「大樋焼」
歴史的建造物に併設されたギャラリー(設計・隈研吾)でお抹茶と吉はしの上生菓子がいただけます。
ここで吉はしさんの上生菓子をいただけると知っているのは金沢の方でも多くないはず…
2.ひがし茶屋街「久連波」
ひがし茶屋街のメイン通りにある和カフェ屋さん
2階二間で喫茶でき、御簾内から通りを眺めながらいただく上生菓子は最も金沢らしい場所かも。
3.にし茶屋街「桃桜 -ゆすら-」
にし茶屋街メイン通りにあるお店で、上生菓子の他にもハントンライスや金沢カレーなどフードが充実しています。
4.尾山町「大友楼・一井庵」
一井庵に関してはうぃ茶房10選(前半の部)で詳しく記載してますので参考にしてください。
個人的にはここでいただく吉はしさんが一番ですね
5.白鳥路「山楽ホテルラウンジ パルシィ」
山楽は金沢の老舗ホテル、「パルシィ」は13枚のステンドグラスと大正ロマンあふれるラウンジ。
吉はしさんに関わらずこのラウンジはオススメです(余談てすがパルシィはもう一つの喫茶ハスノソラの候補地として呼ばれ、金魚庵のオーナーさんは"店の広さ的にはパルシィの方が似てるよね"と仰ってました)
6.広坂「漆の実」
広坂通り「能作」にあるティールーム。
こちらは漆器屋さんにあるので器が素敵!上生菓子をより引き立たせてくれます。
また4階にあるので景色が良く、眼下にはしいのき迎賓館やレンガ造りの石川四高記念館が望めます。
7.小将町「西田家庭園・玉泉園」
蓮ノ空ではお馴染みの加賀友禅会館の隣…と言うか西田家庭園の敷地内にある加賀友禅会館が正しいのですが、庭園最上段にある金沢最古の茶室「灑雪亭」でいただけます。
8.片町「クラフトギャラリー波」
こちらは堅町通りのビル3階にあるギャラリー&ティールームで吉はしさんの上生菓子がいただけます。
入口の看板が目印。
その他…
(1)正式なお茶会、老舗料亭で登場するらしい
(2)特別企画として登場する・・中村記念美術館・喫茶室
(3)ひがし茶屋街・志摩「寒村庵」・・基本的に和菓子は高砂屋さん製ですがイレギュラーで吉はしが登場することもあるらしいですよ
そして吉はしの魅力は上生菓子だけではありません!
吉はしのお菓子をもっと食べたいと言う声に応えて出来たブランド「豆半」
夏季限定でかき氷を販売しています。
好き好きクラブの皆さんには吉はしの上生菓子は知られる存在になりましたが「豆半」は知る人ぞ知る感じです。
メニューはかき氷が3〜4種類のみ、店内でイートイン出来るスペース(椅子席5つ)は限られているので混雑時は店舗隣の公園で食べます。
木陰のベンチで蝉時雨を聞きながら食べる「豆半」のかき氷は風情があって中々よろし。
肝心のお味は吉はしさんと共通する食材が多々あるので間違いありません!
そして特筆するべきは「氷」。金沢東山発、世界でも知られる老舗・クラモト氷業の氷を使用しています。
特にハイボールやジントニックで使われるスティック氷は、
金沢東山を代表する2つの老舗が織りなすかき氷は他所では絶対に食べることのできない味です!
以上金沢うぃ茶房10つを選定してみました。いかがだったでしょうか?
この次の企画としては、「蓮ノ空スイーツ大全」と称し、活動記録(ストーリー)・せーはす・With×MEETS・蓮ノ空キャスト生配信などに登場した甘い物を全てリスト化したnoteを制作中です。
よろしければまたご覧ください😊