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子宮全摘出手術の入院記録

MRIなど検査の結果、10cmもの筋腫がある事が発覚。毎月の生理も年々重くなりしんどかったので、年齢的にも子供を産む予定もないし、思い切って子宮全摘出( 腹腔鏡手術)を決意。以下は入院の記録です。


1日目(手術前日)

朝10時半に入院手続きをし、11時に病棟へ。
ケアスタッフの方がやってきて病棟の説明を受ける。初めての病院食はとにかく味が薄くて量少なめ。
病室はとにかく暑い。なんでこんな暑いのかと思ったらエアコンの温度設定が29度になっていた。
「スタッフ以外触らないでください。」と書かれてあるので、触れない。何も考えずに冬用のパジャマを持ってきたのは失敗。よく見たらナースもみんな半袖だった。

2日目(手術当時)
昨日の夕食後のとった下剤のせいか、もしくは緊張のせいかお腹がとてもゆるい。
手術の前に内診があった。
内診は毎回毎回めっちや痛いが、今回は膣の洗浄のため、ヨードチンキみたいなの塗られてさらに痛くて涙。しかも見てくれた先生が男性の20代じゃないかと思うような若いドクターで、嫌な気持ちになる。その後手術着に着替え、TVでよく見るような手術室へGO。
麻酔科の先生から「本日担当させていただく麻酔科の⚫︎⚫︎⚫︎です。」と挨拶があり、麻酔吸引開始。それから感覚値でおそらく二十秒後のは意識なし。
麻酔明け、恐れていた痛みは痛み止めをのんだ後の生理痛レベル。地味にいたいのでロキソニン投与してもらうと30後には痛みゼロに。
6時間後にしか水のめないのが一番しんどい。喉カラカラのイガイガ。
いろんな入院日誌のブログにあった吐き気は今のところなし。
夜、担当医がベッドに来てくれて、手術は無事成功した事と、腹腔鏡で確認すると片方の卵巣も腫れていたので、左の卵巣も摘出した事を伝えられる。
卵巣はかなり腫れていたらしい、「今まだ相当辛かったでしょう」と言われる。
3日目
右肩がいたい。
寝てると大丈夫だが、身体を起こしたり、寝返りを打つと腹部も痛む。
お腹が張って、ガスが溜まっている気がするが、オナラはでない。
午後、術後も内診があった。肛門から超音波の検査でまた若い男性の先生で嫌で嫌で仕方なかった。内診は何度受けても慣れなくてとても嫌だ。
診察から帰ってベットに戻るとおなかや肩、脇腹などが痛くなり、初めてのナースコール。
痛み止め投与してもらう。(看護師から「痛みは痩せ我慢しないでください。」を言われていたので、こちらも遠慮なくお願いする)
午後からはガスもでたので48時間ぶりの食事。味うすいけど食事嬉しすぎる。

4日目
フロアを午前、午後数周あるいて運動するように言われたので、ノロノロと歩く。
咳をしたり笑うとおへそ周りに激痛が走る。
入院生活4日目だが病室になれない。ナースの声、廊下のイスで大きな声で雑談する入院患者、同室の患者さんのガサガサした音などかなりうるさく感じストレス。
(この記事読んでこれから入院する予定ある人でお金の余裕ある人は個室をお勧めします)
夜に点滴が取れる。これで身体に装着してるものは無くなってとても気分がいい。 明日シャワー浴びれたら爽快感100%になれる予定。
夜担当医がベッドまできてくれて経過確認と注意事項の説明を受ける。


【ドクターから言われた以下禁止】
ウォシュレット禁止
おへその摩擦、下着など。石鹸で洗うこと。お湯を充てるのみにする。
退院後は自転車、バイクNG、車はok
その他腹圧がかかること全てNG


5日目
でそうで出ない宿便を出す為、朝からフロア内をウロウロとウォーキングする。
重力を感じたのかやっと便の排出に成功。お腹スッキリ。
その後ナースがきて、患部のテープをとってくれた。お腹はとける糸で縫われいるらしいので、時間の経過とともに傷は目立たなくなるらしい。
午後担当医がまたベッドまで来てくれ、「今後1ヶ月から1ヶ月半は出血があるかもしれないが、少しの出血なら気にしなくて大丈夫」と言われる。糸は溶ける時に出血が多少ある。傷が開くような行為はしないよう注意される。

6日目
寝返り打ったり、ベットから起き上がった時に痛みが軽減しているのに気づく。快眠快便。
心身の回復と共に病院の窮屈さと居心地の悪さを感じる。上げ膳据え膳で非常に楽なのはありがたいが、大部屋はうるさいし、落ち着かない。
しかしそんな事で不満を感じるのも回復の証なのかもしれない。
午後、病院スタッフが退院の手続きと退院後の生活における注意事項の説明をしてくれた。
いつから仕事ですか?と聞かれ、まかさ退院翌日からとも言えず、一週間療養してからやります。とサラッと嘘の発言をしてしまう。(実際は明日から1週間リモートで仕事予定。そのあとは通勤予定)

7日目退院日
朝いつも通り検温と血圧測定で起こされ、そのご病院での最後の食事を取る。
しばらくすると精算の案内に人がきて、明細書を渡される。一階の会計でカード払いの支払いを済ませ、また病棟に戻り忘れ物ないか最終チェックをし、病院を後にした。
最初はタクシーで帰る予定でいたが、意外と歩けそうだったので、そのまま電車に乗って帰路に着く。(自宅まで30分)

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