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【公務員の皆様へ】第三者委員会の設置

ワタシは今年度早期退職予定の現職の公務員です。ワタシの職場では今年度、パワハラにより当該職員が新聞沙汰となった事案が発生しました。パワハラ自体は、昨年度当初から始まっていましたが、公益通報を受ける内部団体の隠蔽により、処分が次年度に持ち越されました。

最近、自民党の裏金問題で、野党各党の党首が第三者委員会を設置するべきだとのご意見をテレビ討論会でよく見かけます。

これはワタシ達職員が経験した、パワハラ問題にも同じ意見です。内部団体の公益通報など全くの意味がなく、首長や取り巻きのスーパーイエスマン達によって、何事も無かったかなのように揉み消されます。まさに兵庫県知事のパワハラ問題を間近で見ている感覚です。不謹慎な言い方で申し訳ありませんが、誰かがどうにかなったり、週刊誌報道が出ないと、正直なところどうにもなりません。

政令指定都市のような大きな団体は意外とホワイト気味ですが笑、小さいな自治体では、首長と議員との癒着が激しく、問題にしてもらうどころか、議員からの圧力がかかる始末です。

自民党の裏金がどうとか…という問題ではなく、公務員制度自体が陳腐であり、新たな制度改革の時期にきていると思います。

様々な問題事案に対し、第三者委員会の設置をしたうえで、解決を図っていかないと、公益通報者をいつまでも守れないし、是正もしていけません。今後、公務員になられる方々も目に見えて減少していくでしょうし、採用枠はあるものの誰も応募をしなくなる未来も見えています。

今後、全ての自治体に願いたいのは、第三者委員会や第三者相談窓口の設置です。明るい未来を思い描きたいものです。

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