ある地名の風景
桜の木の下で、洗足池のほとり senzoku
私の知り合いが川崎の洗足学園で音楽の先生をしているのですが、
いつだったか「洗足ってどういう意味?」と聞いたことがあります。
彼女いわく、もともと目黒の洗足にあったからだといいます。
調べてみると、目黒区と大田区の境界付近に
”せんぞく”という地名がまたがっています。
目黒区側は洗足、大田区側は千束です。
そして、大田区側にある池は洗足池。
この洗足池、古くは”千束の池”という大きな池で、
池上本門寺の池上はこの池に由来するという説も。
洗足池の南約3キロほどの場所に
日蓮宗池上本門寺があります。
言い伝えでは、
日蓮上人がこの池で足を洗ったことから
洗足池と言うようになったとか。
もう一つ、都内には台東区に”千束”があります。
国際通りを浅草から三ノ輪橋に向かう東側一帯です。
たぶん、みな地名の元は同じなんだろうなー
と思いつつ池の周囲を散策。
池のベンチではスカーフをかぶった女性が読書。
さっそくモネの気分でスケッチ!(笑)
風が強かったものの、
暖かく青空に桜が映える春らしい日でした。
(つづく)
(大田区南千束)
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