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具体的に。。と言われても

ASDの人は他人の心を読むのが苦手なので、
「できるだけ具体的に話すのがいい」
と言うのはコミュニケーションを取る上で、
よく耳にする対策のひとつである。

もちろん、日常生活で具体的な予定を聞いたり話したり、
買い物の内容ややって欲しいことなどを具体的に依頼することは
比較的たやすい。

でも、やっぱり男と女として結婚した以上、
その時々の気持ちや感情を
「今、言ったのはね、こう言う意味なの」と説明するのは
切なすぎると言うか、悲しすぎると言うか。。。
そんなことまで言葉にしないといけないの?
なぜ、わかってくれない?
と辛い気持ちにもなるのも事実。

長年連れ添っていても、いや、連れ添っているからこそ
わかってもらいたいと思ってしまう。

それはもしかしたら女性としての気高さかも知れないし、
プライドかも知れない。

そんなことまで、一々言葉にしたくない、
そう思うと女性は待ちぼうけになる。

自分の心を卑下したくない、
そんな女性はカサンドラになりやすい。

私が当時、誰かに寄り添ってもらいたかったように
貴女の苦しみに寄り添いたくて。

話すこと、共感してくれる人がいることで、少しでも
楽になればうれしいです。。。
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