ジャズミュージシャンになる、ぞ…?(簡単に挫折しそうなので公言することにした)ジャズミュージシャンへの道④
見られるのは好きですか…?
おうちで昔を惜しんでいても仕方がない。
まずはバスキングのライセンスを手に入れなければ始まらない。
ロンドンでのバスキングはいつでもどこでも、という訳にはいかず、地区ごとにルールが違い、必要ないエリアもありますけど、中心部ではライセンスが必要でで、そのお値段も違います。
今のロンドン、バスキングが盛んかどうかというと、昔はもっと見かけた様な…。
まだ寒い時期の今はシーズンオフだと思いますが。
数年前まではライセンスは必要なかったからかもしれない。
コロナ以降、世の中は現金を使わないようになったので(カフェとか「No cash. (現金ダメよ。)」と言われることが結構あります。)、現金を持っていない人が多い。
コロナ以降リモートで働く人も増えて、ロンドンの駅は昔より空いているし。
バスカーは演奏しても以前ほど収益にならないのかも。
考えられる理由はいろいろ。
まずは1月15日が締め切り日だったロンドン交通局のバスキングのオーディションに申し込みました。
その募集要項に、演奏しているビデオのリンクというのがあり。
んー。苦手だ…。
ビデオだけでなく、写真も。
私は顔出し苦手です…。
以前からジャズライブの様子をビデオに撮ってソーシャルメディア上でご紹介という活動をしていますが、観客者の立場から思ったのは、ミュージシャンみんなが見られる、撮られる、が好きな訳じゃないかもね、ということです。
恥ずかしがり屋さんのようで、とっても喜んでくれる人もいるし、へっちゃらそうに見えて後でかなり気にする人も。
舞台ではピカピカしていた人が、実際話すと恥ずかしがり屋だったり。
見られるのが得意というか、見られたい人は得かもね、とは思うけど、何が演奏を通して観客に伝わるかもいろいろ。
ということで、自分の苦手なことはキャラクターということにして、弱点と考えないにしよう。
(ぶつぶつ言っていますが、そのうち慣れると思います。)
何とか撮って、Youtubeにこっそりな感じで載せましたけど、落選のお知らせのメール。(がっくり。)
その後オーディションの様子をテレビのニュースで観て、落選しただけあってちょっと違うかなあ。
「ここに居合わせなくてよかったな。」と思ったので、まあいいです。
(負け惜しみ。)
その後、お金を払えばくれるウェストミンスター地区のライセンスを取得しました。
準備は整った。(?)
しかし、外はまだ寒い。
(つづく)