マガジンのカバー画像

くさい詩達

5
運営しているクリエイター

記事一覧

男子大学生が歌詞を書いてみた

男子大学生が歌詞を書いてみた

きれいな世界に生きる僕たちへ

雨音のおかげで 世界の色がよく見える
いつもはうんざりする雨も
余計な音を 消してくれる
汚く思ってたこの世界も 案外きれいなものだと気づかせてくれる

辛く逃げ出したい時もある
下ばっかり見てしまって 雨に降られて濡れるけど 少しだけ 前を向いてみて
きれいな世界がそこには あるよ

失敗してもいい 自分を責めてもいい
世間に馴染めなくたってもいい
だけど そんな

もっとみる
男子大学生が歌詞を書いてみた

男子大学生が歌詞を書いてみた

かっこいいやつ

真っ暗な将来だけど 
泥まみれになって 泣きべそかいて もがいて 転んで でも立ち上がって
そうやって 進んでいくしかないだろう
たまには自分も褒めてやってさ

英語も話せるわけじゃないし
コミュ力だってあるわけじゃない
だけど そんな自分を変えたくて
今いるところから 飛び立ちたくて
必死に努力するんだ 

人に笑われたりもする
自分で自分が嫌になる
でもさ
立ち止

もっとみる
男子大学生が歌詞を書いてみた

男子大学生が歌詞を書いてみた



最高の彼氏だよ 本当に
束縛も激しくないし 小さいことで言い合いにもならない ご飯もいつもご馳走してくれる 記念日には 素敵なところにも 連れていってくれるんだよ

あなたとは大違い
連絡しないとすぐ怒って 些細なことでぶつかり合って ご飯はいつも割り勘で 記念日も 古いアパートの狭いリビングで ドミノピザと缶ビール

唯一似てるところは 骨張ってるけど薄っぺらい 大きい綺麗な手

もっとみる
男子大学生が歌詞書いてみた

男子大学生が歌詞書いてみた

部屋

どうしてだろう もう君はいないはずなのに
目をつむると いたずらっけに笑う君の笑顔が すぐそこにいるんだよ 
耳をすますと 細いけど温かい 君の声が 聞こえてくるんだよ

お揃いで買ったマグカップも 二人で使わなきゃ 寂しそうだよ
テレビの前のソファも 君を空けて 座ってしまうんだ

君のことを忘れようとすればするほど 君の落とす影が濃くなってゆく 君の影から染み出る切なさを 

もっとみる
男子大学生が歌詞書いてみた

男子大学生が歌詞書いてみた

操り人形

いま、しあわせ?
そう言って僕の顔を覗き込む君
うん、しあわせだよ
そういうと君はきれいな顔で笑うんだ

わたしのこと好き?
そう電話越しにたずねる君
うん、好きだよ
そういうと君は顔を赤らめるんだ

僕のことを操る君と君に操られる僕とって
結構相性いいと思うんだ 

愛の言葉なんてかたっ苦しいものじゃなくて いつもみたいに僕を操って ちょうどいい言葉を 探しに行こうよ

ここに行きた

もっとみる