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資産は「お金」だけじゃない ep12

自営業、今年13年目に入ります。吹けば飛ぶような小さな商いですが、色々な事に気が付いてきます。

山あり谷あり、谷底あり

「もうこんな、色々な事に挑戦ばっかりするのは疲れたよ・・・」

そんなことは、いつもです。
コロナ禍では、奈良県は緊急事態宣言が出ていなかったので、補助金がなく、一生懸命コツコツコツコツと貯めてきた定期預金を解約しては、生き延びる。解約して生き延びる。そんな毎日でした。

テレビや報道では、補助金バブルばかり報道されていて、他府県の飲食業の方から補助金バブルの方の話を聞いては、世間から「どうせ、あなたももらってるんでしょ?」って、勘違いされているんだろうな・・って切なくなったり・・・

もう「すってんてん」笑

「不要不急の外出はしないように」との文言は(緊急事態宣言が出ている都道府県と)同じで、お客様が来る由もない中で、家賃や光熱費・・・色々な出費には追われる・・・・もちろん安穏としておれないので、お客様に喜んでいただきそうな事をいっぱい考えてやってみる。全てが届くわけじゃないけれど、そんな中でも「応援して下さるお客様」からの愛にいっぱい支えられました。

ずっと通って下さっているお客様「お堅い仕事」で、不要不急の外出が認められるような仕事ではなく、ある日お弁当を買って下さるときに「今日買えるケーキ、全部買います」って、買って下さったり、お客様からの愛がいっぱいで。

そんなことを繰り返し「有難い!これで店が続けられるかもしれない」と、希望をつないでいました。


目に見えないものが大きな資産だと気づいてますか?


そんな苦しい毎日を乗り越えられたのは、一重にお客様からの愛です。

自営業を始める前の私は、海外を旅することが大好きで、好きな事をして生きていました。(もちろん、苦労も沢山あったのですが)周りの人から見ると、とっても幸せにあふれた人に見えていたと思います。欠けている物やほしい物、足りない物もありませんでした。よく「悩みないやろ?」って言われてました笑。

でも、いつも心の中には不安がいっぱいで、ちょっと拗らせていたと思います。幸せな事に慣れ過ぎて、それがとっても特別な幸せだと感じる事も出来ていなくて、わがままになっていたと思います。

自営業を始めてから、生きがいだった「海外を旅する事」も出来なくなり、口コミなどで沢山いっぱい心を痛め、休む時間がなかろうがなんだろうが、営業終了後には仕込みがあります。明け方まで頑張って(寝ていなくても)笑顔で開店を迎える。

嫌な態度を取られても、店員だから我慢しなくちゃいけない・・・・

のほほんと生きてきた私も、泥沼に「そこは叶えた夢だ」と思って飛び込んで笑、這い上がるのは大変でした!(でも、蓮って泥の中で咲くのです)

飲食業の10年生存率は現在20軒に1軒と言われています。そう、辞めてしまう人の方が多いわけですが、私が頑張れたのは「愛」です!

切り替えのスイッチ

誰だって、辛い事や、腹の立つことがあります。
私は、頭の中にスイッチがあると思っていて、愛という潤滑油が無いと固まって作動しなくなるんだと思っています。

悲しい時に、悲しいスイッチに入ったままになる。オフにしたくて、他者に依存したり、他者のせいにして楽になろうとする・・・これでは、永遠にオフには切り替わりません。

例えば、スイッチをオフにするために「恋人が出来たら、全てハッピーになって、嫌なスイッチがオフになるだろう」と恋人探しを始めたりしても、オフになるのは一時なんですよ。ネガティブな動機で始まったものは、どちらかがハッピーになった時点で、また悲しいスイッチが入りませんか?

つまるところ、愛は大きな資産だって事!

名誉もなければ、何もない!そんな私を

「mumuさんの作る世界観が大好き」
「akaiitoのチーズケーキは抱きしめられてるみたいでほっとする」
「mumuさん、心のこもったおもてなし有難うございます」
「丹精込めて作られたakaiitoの味は本当においしい」 
                      and more・・・・

本当にすごくいっぱい沢山応援して下さって、愛と勇気をたくさん下さるお客様のお陰で、こうして毎日幸せを感じながら、小さな店を続けこれたのだと感謝しています。


お客様との出会いは、私の大きな資産で、大きな宝物です!!お金では買えない資産!


だからこそ、お客様にいっぱい幸せを感じてほしい!!

akaiitoは、お客様に幸せな気持ちになっていただける事を大切にしています。ep8で、私があまりにも素直なので、母が「素直」ちゃんに改名しようかと思ったという話は書きましたが、今でもそうなんです。

よく皆さんから「mumuちゃん素直すぎて、企業秘密も誠実に話してしまうから笑」と、笑われます。でも、そこも私のいいところで、多分ですが笑。信頼していただけている理由なのだと思います。
アホなだけかもしれへんけど笑。

もし、あなたに「愛」がちょっと足りない時は、akaiito RÉGAL CHEESECAKEを、お好きなドリンクと一緒に(それがakaiitoの漢方チャイなら尚嬉しい)あなたのお好きな場所で楽しんでください。
きっと、心の底からじわじわっと温かくなるはずです。好きな音楽もあれば、尚良いですよね。

akaiitoのチーズケーキは、アルバイトさんが焼くわけでも、工場委託しているわけでもなく、店主のmumuが一人、真っすぐな手仕事で心を込めてお焼きしています。

「RÉGAL CHEESECAKEを召し上がって下さる方が、幸せでありますように」と、真心を込めてご用意しています。

もちろん、奈良県へお越しの時は、akaiito店内で素敵な時間をお過ごしください。akaiito RÉGAL CHEESECAKEは、店頭でもお買い求めいただけます。


akaiito RÉGAL CHEESECAKEは、あなたに出逢える日をとってもすごく楽しみにしています。店のHPも覗いていただけると、尚嬉しいです。

店主mumu







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