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「NI-WA×Loidutsによる共感を広げるクリエイティブな9日間。」イベントレポート#1

ロイダッツは、社会貢献型のショッピングを経験できるアートプロジェクトとして「チャリティショップ」に取り組んでいます。今回は、九段下にある築93年の洋館「kudan house」にて9日間に渡ってイベント開催し、570名を超える方にご来場いただきました!

このnoteでは、今回のイベントを振り返り、来場者が何を目にし、何を体験したのかを、レポートします。

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▲kudan houseのエントランス付近に設置したチャリティショップ。
ガレージをコンセプトショップに見立てて寄付品・リメイク品を販売。

1.イベントの概要と結果

今回のイベントでは、会場をチャリティショップのアトリエに見立て、寄付された洋服などの仕分け、値付けから販売までを行うコンセプトショップをオープンしました。
ロイダッツは、kudan houseを運営する株式会社NI-WA(東京都千代田区)とコラボして本イベントを開催。9日間で571名の方にお越しいただき、チャリティアイテムは146,600円の売り上げがありました!

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ロイダッツが開催するイベントや、オンラインストアで購入していただいた寄付品やリメイク品の売上のうち、75%をNPO法人マギーズ東京へ寄付します。マギーズ東京は、がん患者とその家族など関わる方々をサポートし、がんと向き合い対話できる場所です。
今回も売上の75%を、微力ながら寄付させていただきます。購入いただいた皆さま、本当にありがとうございました!

2.トークセッション

さまざまなゲストの方にご協力いただき、9日間で4つのトークセッションを開催しました。ロイダッツの総合ディレクター山崎亮をはじめ、マギーズ東京の秋山正子さん、一般社団法人unistepsの竹村伊央さん、kudan houseを運営する株式会社NI-WAの吉川稔さんなどがゲストとして登壇したセッションから、「Z世代」と呼ばれる1995年~2009年生まれの若手たちがゲストとなったセッションまで、さまざまな年代・テーマで開催しました。

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 ▲トークセッションはオンラインで配信しました。内容はnoteにまとめ、ロイダッツのWEBサイト等でアーカイブを提供する予定です。

3.ワークショップ

実際に寄付品や自分の使わなくなった服を手に取り、自らの手でリメイクや藍染を体験するワークショップや、廃棄されるはずのゴミからアクセサリーを作るワークショップなどを開催しました。
各講師の方に教えてもらいながら、参加者は使われなくなった服に新しい息を吹き込み、再度使えるものへとリメイクを体験しました。使われなくなったものをただ単に捨てるのではなく、「もう一度デザインや使い方を変えて使う」というサステナビリティな手法を、体験しながら楽しみ考える時間となりました!

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▲自分の着なくなった服を、100%天然素材の染め粉「草木染め」
を使ってリメイクするZ世代のワークショップ

4.リメイクのオープンアトリエ

建物全体をアトリエに見立てた今回は、会期中を通して地下の空間をオープンアトリエとして公開しました。ロイダッツに集まった寄付品を使い、地下をリメイクの場として制作活動をしてくださったのは、学生で構成される服飾団体「KEIO FASHION CREATOR」の皆さん。
KEIO FASHION CREATORは、利益や既成概念にとらわれない⾃由な発想と表現を⼤切に、ショーを通して「服」という媒体の可能性を追求・表現されています。社会へと発信し続けている彼らとコラボできたことが嬉しく、またこれからの日本におけるチャリティやサステナビリティの可能性を感じる空間となりました。

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▲全てネクタイで作ったスカートや、フラメンコ衣装を使った服など、
様々なデザインでの制作活動を見せていただきました!

5.今後のイベント開催予定

「ロイダッツ チャリティショップ 東東京市 ポップアップ出店」
【開催期間】2020年10月23~25日(3日間)
【開催場所】浅草橋 CPK GALLERY(東京都台東区柳橋1-28-1)
【内容】寄付品の販売など

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「ロイダッツチャリティショップ」
(国際芸術祭「東京ビエンナーレ2020/2021」のアートプロジェクトとして出展)
【開催期間】2021年7~8月(予定)

今後も、様々なイベントやワークショップなどを通じて、チャリティショップの考え方と文化を、東京から広げて行きたいと思いますので、引き続き宜しくお願いいたします!

イベントについてのお問い合わせや、チャリティショップへの参加については、担当渡辺までお気軽にご連絡ください!よろしくお願い致します。
loiduts-project@studio-l.org  担当:渡辺   


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