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肩こり

 皆さんは肩甲骨がかなり可動域の広い骨だということを知っているでしょうか?そして、その広い可動域を支えるために沢山の筋肉が使われています。つまり肩甲骨はそれだけ筋肉への負荷が高い部位なのです。


 カイロプラクティックが特定の症状を治す専門家と思われがちなのは残念なことですが、そういう深い話は別の機会に議論するとして、骨格筋の痛みの仕組みは肩だけではなくどこでも同じです。だから、正しく理解すれば改善できます。
ただし、施術の回数や頻度は個人によって異なることや背骨の形が変わったり、脊髄に病気があったり、手術を受けた人については改善できる範囲が限られることをご注意ください。


■原因

 一般的に、人の体は神経を通じて脳と全身がつながっており、情報のやり取りが神経伝達物質を使って行われています。

神経から筋肉に伝播したアセチルコリン(神経伝達物質)は細胞内(筋小胞体)のカルシウムを放出し筋肉を収縮、逆に、細胞内にカルシウムが取り込まれると弛緩します。皆「筋肉が凝り固まる」って言いますよね。実際痛みを感じる筋肉はとても緊張しています。

マッサージで強くほぐしたくなる気持ちも分かりますが、一時的にスッキリするのはエンドルフィンと呼ばれる快楽物質が出るからで根本的な解決にはなりません。


■改善方法

 鎖骨としか関節を造っていない肩甲骨は首と胸部の筋肉で支えられています。

その内、主に痛みを訴えている筋肉は上部僧帽筋であり神経学に照らし合わせると副神経(脳神経)と頚神経叢が支配していてることになります。

どちらも首から伸びている脊髄神経なのでこれに連関してサブラクセーションが見つかれば調整して改善することができます。また、お気付きの方もいるかもしれませんが、一般的に肩こりを指す僧帽筋は実は首の筋肉の一部です。肩と言った時は三角筋の部分を指しますので知っておいてください。


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