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〈未経験からデザイナー〉レベルを上げる「ヒラメキの仕組み」とは【その2】必読

この記事は【その2】です。
【その1】からお読みいただくと内容を正しくご理解いただけます。

以下のリンクからご覧いただけます。


では続けます。
ヒラメキの仕組み。これは凡人のぼくが経験的に感じているものなので「天才のデザイナー」が感じているものとは全然違うと思います。

多分天才の人は、ヒラメキって天から降ってくると思うんですよね。

でもぼくは凡人、いや凡人未満。凡人未満のぼくはヒラメキは思考の外側にあります。

人って「思考の範囲」っていうのがあるんです。

経験を積むことでこの思考の範囲は広がっていきます。その思考の範囲の中に「デザインの引き出し」は存在するので、引き出しが多い人は思考の範囲が広くなります。

思考の中だけでデザインしている間は、ヒラメキは起きてません自分の思考を整理してる状態です。その作業からデザインを生んでいます。

もちろん「開くことが難しい場所にある引き出し」から出たアイデアなんかはヒラメキに似た感覚があると思います。

これは疑似ヒラメキなのかなと思っています。

また、非常に引き出しの数が多い人がいます。これが天才を凌駕するタイプの凡人です。努力で引き出しを増やして天才のような、または超えるデザインをします。

一般的なバリバリデザイナーはこういう人です。経験や努力でデザインをしています。

そして「思考の外側」っていうのは何なのか。

これは外部情報に当たります。リサーチ・調査・確認そういうことで得られた情報です。

「自分が持ってる知識とは別のもの」ということです。

例えば自分の中でイメージしたパンダを描いた。それを用いてデザインしてまとめます。デザインが完成です。

デザインのターゲット的に「可愛いパンダ」にすることが今回のデザインでは必須だったが、結果的にあまり可愛くはならなかった。

これは別のワークショップ「パンダドットコム」のデザインであった例です。可愛いパンダのをモチーフにするデザインが課題内容でした。


それがある方のデザインにて、耳が縦長になった「実際のパンダにはありえないもの」ができちゃったんです。

さらに「耳の位置」だったり「目の位置」「顔の輪郭」などなど、パンダそのものが可愛くならなかった。

なぜそんなことになったのか。デザインが下手なのか、絵が下手なのか。否。

パンダを描く際にちゃんと事前に「パンダの写真を見たり」想定しているパンダに「近いテイストのイラストを探してみたり」そういった作業を怠ってるんです。

それらをちゃんと確認してたら可愛いパンダは「耳はまん丸が多かった」っていうのが確認できたろうし、「目の位置は低いところ」にあって「左右に広がっていて」など、そういったことが分かったはずなんです。

そしたら「耳はまん丸にして」パンダらしくなって、顔のパーツの配置が変更されて、可愛らしくなるはずです。

「可愛いパンダがデザインに合ってるからそのようにデザインしよう」という内部の思考と「実際に可愛いパンダのフォルムはこれだ」っていう外部の情報がマッチングされる。それら情報を処理して展開して、その上で可愛いパンダが出来上がるという結果が生まれます。

この時にヒラメキが起こってるんです。

というわけで天から降ってくる「天才のヒラメキ」とは随分違うものだとは思います。

湯水のように湧いてこないし、天から降っても来ないです。実際ぼくらがやろうとするとこうなります。凡人ですからね。

やっぱり高みを目指して勉強していると天才の声からも学びたくなるもんではあります。

もちろん理解できます。

野球やってたらイチローのマインドを学びたくなりますよね。

サッカーやってたらメッシに憧れます。

もちろん吸収できるものは山のようにあって、参考にできるものは数知れないのが天才です。学べます、もちろん。

やはり、成功に至ったマインドっていうのは知っておきたいですし、得られるものはたくさんあるはず。でも気を付けたいのが「やっぱり天才は違う」んです。

同じことができるわけではないです。なので、知ったところで別の道を探さなきゃいけない。違う道を模索し、見つける必要があるんです。そのまま再現できる人は稀です。

そこでデザインも「アイデアが降ってくる」タイプの人を参考にしちゃうと実際はヒラメキもないし、アイデアも降ってこないんです。

ではどうするか? 「情報を収集」する工程を設けて「情報を展開」する力を養うです。

でも実はほとんどのデザイナーが「これをやってるだけ」です。皆さんの先輩達たち、今活躍しているデザイナーも「みんな天才なんかじゃない」んですよ、実は。

そんなにゴロゴロ天才はいないんです。みんな普通の人。

ぼくに至っては凡人未満です。
皆さんよりちょっと多くの情報を持ってるだけで、ぼくの能力はミジンコクラスです。

大した能力もなく偉そうに喋って、そんなミジンコデザイナーがこれまでに多くのデザインを世に送ってます、だから「誰にでもできる」、ぼくはそう言い続けてきましたし、実際に多くの収入獲得者をぼくの情報発信から排出してます。

わりとコンスタントに「初収入ありましたよ」って報告を貰います。そして、この報告っていうのは何度聞いても嬉しいです。

皆さんも是非「初収入の報告」をしていただきたいなと思います。

そのために情報収集をサボらないでください
ヒラメキは「思考の外側」にあります。

では今回の話をまとめると「デザインは1つだけ作って終わってしまわない」ようにしてください。必ず複数作って検証をしましょう。

その上でブラッシュアップを重ねましょう。
情報を処理してデザインをまとめます。
更に展開していって洗練させていきます

ブラッシュアップは大胆にやりましょう。同じテイストなんだけど「違うフォルム」になるぐらい。そんなものを意識すると良いです。

ヒラメキは思考の外側にあります。自分の思考のみじゃなく、外部から情報を収集して内外情報の「マッチング」でヒラメキが起こります。

自分の「思考の枠にとらわれず」に飛び出してしまいましょう。

そしてここからが重要な話。

その思考の枠を一度はみ出すと「実はレベルアップしてる」んです。

レベルアップと思考の仕組みって似てて、枠を飛び出して別の思考を取り入れると、それはもう「自分の思考になってる」んですね。

すると枠のサイズが広がってますよね。

そしたら次はまた更に外側にヒラメキがありますから、外側の情報を収集して処理展開していくと、またヒラメキが得られます。

するとまたレベルアップしてますね。
そしたらまた外に飛び出して、レベルアップしていって、これを繰り返す。

これがレベルアップの仕組みです。

自分のテリトリーに取り扱う範囲っていうのが、どんどん広がっていきます。これがレベルアップです。

デザインは意図を実現する手段なんです。
そのために情報収集が必要不可欠になります。

情報は自分の中にもありますが、必ず外部からも多くを収集してください。そして内外の情報を「処理」して「展開」した時にヒラメキが起こります。

そのヒラメキ体験で思考の外側を取り入れたことで、自身のレベルがその外側に広がりました。
これがレベルアップ。これを繰り返すことでデザイナーのレベルアップがなされます。」

レベルアップの音が聞こえてきます。
ですが、天才がするレベルアップとは恐らく違います。

普通の人は「凡人のレベルアップ方法」を知らなければいけません。
だからぼくのような「ミジンコデザイナーの言葉に価値がある」んだとぼく自身は思ってます。

ミジンコだからこそ「天才より価値のある言葉を伝えられる」と思ってます。今後も今回のような話をお伝えできればと思ってます。

今回は「人気のない」メンタル系の内容でしたが、デザインのやり方にも大きく通ずるものだと思います。
是非参考にしていただけたら幸いです。

では今回はここまで最後までご覧いただきありがとうございました。
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さあロゴつくろ。


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