全てのスタートアップ_企業へ_コロナに負けず_今こそ強い組織を作ろう

全てのスタートアップへ。コロナに負けず、今こそ強い組織を作ろう

こんにちは。布川です!!!

コロナウイルス

この言葉を耳にしない日がないぐらい、毎日世界のニュースはコロナウイルスの話題でもちきりです。

一刻も早く事態が収束し、罹患された皆様が回復されることを願っています。

正直、経営者になるまでは景気がダイレクトな恐怖として降りかかることはありませんでした。正直、不安はあります。経営者には責任があります。

しかし、不安になっていても何も改善しませんし、マクロ環境の変化は常にあるものです。なので、今回のnoteでは、読者の皆様とこの厳しい状況をポジティブに捉えて前に進もう!!!!という鼓舞のための内容を全力で記載しておきます。

スタートアップは何を考えるべきか

どれだけポジティブに捉えようとも、コロナウイルスによる経済的打撃がフィクションではないことは誰もが理解し始めたと思います。

大企業は、コロナウイルスによる中国の経済停滞や広告費用削減・人材獲得費用削減が既に大きく株価や業績に反映されてしまっているかも知れません。

一方のスタートアップは、コロナウイルスによる影響が自分達にもじわじわと迫ってくることを理解すべきです。もしかしたら、顧客からの反応が遅れたり、案件が消滅したり、イベントを中止せざるを得ないかも知れません。

そして、それは顧客も同じことであり、全ての企業は、それぞれが苦しい状況になっていることを理解して営業や広報かを行うべきだと思っています。

画像1

相手に全力で気を使い、返事がなくともリマインドを丁寧に行う等、ビジネスマンとしての振舞いを適切に行いましょう。先方からオンラインカンファレンスでの実施を求められたらすぐに対応しましょう。

こうした状況の中で、様々な企業がコロナウイルス対策としてサービスの無償利用を推進しています。

既存顧客への説明コストもある中、こうした意思決定ができる企業には頭が下がります。決して簡単にできる意思決定ではないと思います。

スタートアップは何カ月先を見据えて動くべきか

米国の有力なベンチャーキャピタルであるセコイアは、"ウイルス感染が収束したと確信できるまで、かなりの時間がかかるだろう(ひょっとすれば、数四半期)"と記事の中で述べています。

It will take considerable time — perhaps several quarters — before we can be confident that the virus has been contained.

スタートアップは、今までの事業計画に再度疑問を投げかけ、数か月~数四半期の不確実性に備えなくてはなりません。

Loglassでは、こうした状況下で、向こう10ヵ月は活動できる十分なキャッシュ水準を維持するため、デットファイナンス、エクイティファイナンスともに盤石な体制で進めていくことをチーム全体でコミットしています。

一喜一憂しない

こうした状況下で、投資家からのオファーが立ち消えになったり、事業がスタックしたり、エキスポに投資したお金が無に帰したり、まさに頭を抱えるような事態が五月雨式に起こってきます。

実際、弊社も知人のスタートアップもこのような状況が多かれ少なかれ起こっています。特にtoBは影響を大きく受けています。

しかし、スタートアップを始めたからには、ハードシングスは成長の機会と捉えねばなりません。

投資家からのオファーが消えた
→新しい投資家との出会いの機会を創出できるよかったー!!
事業がスタックした
→既存のカスタマーサクセス注力できるやったー!!
エキスポに投資したお金が無に帰した
→エキスポに行くはずだった時間でオンラインマーケ施策めっちゃ進化したやったー!!

画像2

画像3

事業は長期戦です。足元数か月のスタックは確かにスタートアップにとっては苦しいですが、どれだけ感情的に悩んだとしても事態は好転しません。

迅速な意思決定が全てを変える

こうした中で、FORCASさんは早速オンライン施策に力を入れています。
いち早く動けるスタートアップが勝利する世界で、オフラインマーケティングに固執して結局開催できない可能性のある会の集客を図っていては成功には程遠いと言えます。

FORCASさんは世間の大きな自粛の流れすらも利用してエッジを出すことで、マーケティング面で大きな勝利を掴むでしょう。

先ほどのセコイアの記事では、"環境変化に対して、迅速かつ決定力のある調整を行うことを後悔する者はいない"と断言されています。

nobody ever regrets making fast and decisive adjustments to changing circumstances.

それほど、環境変化に応じた意思決定を果断にできることが勝利に繋がるということです。

これは当たり前のようで難しい意思決定です。スタートアップはとにかく資金も人材も少ない中で、限られたリソースと時間の中で、最大限の成果を上げることを常に考えなくてはなりません。

こうした環境下で大成功したスタートアップ例も実際にあります。
UberやAirbnbはまさにリーマンショックの金融危機の真っただ中に創業しました。

画像4

不安でも前に進める人間だけが残る

今まさにのし上がらんとしているスタートアップは、不景気を経験したことがない会社ばかりだと思います。弊社もその1社です。

しかし、こんな時だからこそ、我々は全力で結果を出す必要があります。

そして、苦しい時に組織に全力でコミットできる人材こそが組織とって最も必要な人材です。

採用基準を引き上げ、社内の意識を引き締め、事業を前に進める。

我々はそれしかできません。逆に組織を強化するチャンスです。

画像5

Loglassでもより一層、筋肉質な組織設計を目指していきます。

不景気に強いSaaS

ここからはポジショントークです。お気軽にご覧下さい。

SaaSは比較的、不景気に強いビジネスモデルであると言われています。

当然、不景気の時期に解約が発生することもありますが、広告や人材と比較すると、普段の業務における必要性が高く、経営としてのKPIのコントロールも比較的容易であることが挙げられます。

詳細は湊大先生のMediumを参照。

画像6

2008年金融危機からみる。SaaS企業が不況に備えるためにすべき4つのこと by @Minatovic https://link.medium.com/watNXZwCE4

これからスタートアップに挑む方は、B2B SaaSで且つ比較的顧客基盤が盤石なエンタープライズSaaS企業を検討してみては如何でしょうか?

Loglassは経営の中枢ど真ん中に入り込むエンタープライズSaaSスタートアップです。

先日はMicrosoftさんに採択頂き、朝日新聞デジタルにも記事が転載されました。

少しでもご関心を頂けた方はWantedlyからぽちっとご連絡して頂ければと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?