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チャンスの神様には前髪しかないこと。

ぐずぐず決められないでいる人の背中を押すときには、だいたいこの話を聞くようになっている。

チャンスの神様には前髪しかない。
過ぎ去ってしまえば、もう掴むことはできない。

Seize the fortune by the forelock. 《幸運の前髪をつかめ》

一昨日夜、韓国ドラマ「彼女はキレイだった」の9話を見ていた。

ヘジンは先輩の記者から、コラムを書いてみないかと言われる。しかし、自分にはできないと断る。
ヘジンは会社からの帰り道、偶然、副編集長のソンジュと会い、バスを待っている間、話をする。

そこでソンジュは「チャンスの神様には前髪しかないこと」の話をする。

[動画は25:23あたりから/韓国語/字幕なし]

その話を聞いて、ヘジンは自分が好きだった童話をテーマにコラムを書くことを決心する。


今朝は、韓国ドラマ「火の女神 ジョンイ」を見ていた。

王室ではお世継争いが続いている。長男の臨海君、次男の光海君、三男で側室の子である信城君の3人の王子のうち、誰が次の王になるかが側室、官僚、儒者たちの関心ごとになっている。

長男の臨海君は人格も学識もない。三男の信城君は母である側室に操られ、自分では何かをすることはできないが、王様からは寵愛を受けている。
次男の光海君は人柄もよく、博識で、民にも儒者たちにも人気がある。

ある日、ひとりの儒者が王様の前で、お世継は次男の光海君にするのが良いと提言した。すると、その場は騒然とし、王様は自分自身が不要であると言われたように思い気分を害する。

その後、儒者と光海君は2人で会い話し合いをする。光海君が儒者に、まだ世継ぎを決める話をする時機ではないと話す。すると、儒者は、

「時機はつくるものです。」

と助言をする。

韓国ドラマは人生訓で溢れている。
チャンスがきたら、そのときに掴み取っておかなければ、好機はもう来ないかもしれない。それに何かを起こすときには、その時をただただ待っていてはいけない。自分で行動しなければ何も起こらない。


募集定員が「若干名」でも、募集資格が厳しくても、とりあえず、応募してみないと何も始まらない。

期限が数日過ぎていても、直接問い合わせてみたら、まだ話を聞いてもらえるかもしれない。

でも、流行病や社会変動で全てが止まってしまうかもしれない。
けど、そこで諦めたらそれで終わってしまう。

チャンスの神様がこっちに向かってきているときには、全力で前髪を捕まえて、離さないようにしっかり持っておく必要がある。

無論、チャンスはいつ来るか分からない。いつでも対応できるように日頃から準備をしておく必要があるだろう。

アンテナを張り続けて、努力は惜しまないのが良さそうだ。



そんなことを思う、5月28日木曜日の午後。
本の記録を書こうとしたら、ビックニュースが舞い込んでくる。

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