「リモート飲み会」をやってみての雑感。
昨晩は最近流行の「リモート飲み会」を友人らとやってみた。
楽しかった〜〜〜〜〜。
久しぶりに動いてる友人を見られるのは嬉しいものだ。1ヶ月半くらいか、会っていなかった間になにやらみんなそれぞれ生活に変化が起きていた。
楽しく話していたら、余裕で12時をすぎていて、ついに毎日更新記録は途絶えた。
先月のnoteに「リモート○○がしたい!」と書いていた。1ヶ月越しに達成できた。このときに想像していたよりも意外と「リモート○○」は深かった。
昨晩やりながら思ったことの雑感を。
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>リモート飲み会で[会話の順番交替]を思い出す
[会話の順番交替]というのは、社会学の中でも特に会話分析の研究に出てくる基本的な事柄だ。
M2のときに専門外ではあるが、お隣の研究室だったし、気になっていた授業でもあったから、ゼミに参加していた。前期しか受けなかったが刺激的で楽しい授業だった。教授も参加者の院生さんたちも優しい方ばかりでいい時間だった。
で、リモート飲み会をすると[会話の順番交替]をやけに気にしている自分がいた。
人と人が会話をするとき、たいていの場合一度に1人のみが話をしている。
どういうことかというと、もうそのままなのだが、誰かが話をしているときには相手はその人の話を聞いている状態にある。人が話をしているときに、かぶさって発話をする場合もあるが、かぶさるとどちらかが話を中止したり、話を譲ったりして1人の人が話を続ける。
だから、大体の場合、一度に1人が話をしている。そして、その他の人は1人の話を聞いている(聞いていないかもしれないが耳を傾けている)。
そして、1人が話終わると、もしくは話終わりに差し掛かると、次の人が話を始める。
この順番交替が続くことで会話は秩序を保った状態で続いていく。
* リモート飲み会だと、声がかぶると音声として聞き取れない。
そのため、1人が話し終わらなければ明らかに次の人は話が始められない。声がかぶると、「なんて?」って聞き返さないといけなくなる。すると、話は中断される。中断して、聞き返すことが多くなると、会話が順調に進まなくて話をする気がなくなる。
なるべく中断せずに会話を続けるためには、一度に1人しか話をしてはいけない。
* そして、次に話す人にアイコンタクトなど合図を送ることはできない。
複数人でやっていると、みんな画面を見ているわけで、カメラは1人にひとつだから、アイコンタクトを送ってもみんなにアイコンタクトを送ることになる。そのため、「次はあなたが話をする番だよ」「あなたに話をしているよ」のアイコンタクトは不可能だ。
リモート飲み会で順番を交替するときには、指名するような感じで次の人にバトンタッチをした方が良い。
指名をしないでみんなに問いかけをすると、早い者勝ちのルールになるから、早く話し出した人にバトンは渡ったことにはなる。
しかし、誰も答えなければ沈黙が続く(これはリモート飲み会に限ったことではないが)。この沈黙はなかなか画面越しではキツい。
思わず笑ってしまうくらいに、キツい。「え?誰喋る?けどなに言おう?」の雰囲気がうわっと漂うとなかなか次に話し始めるのに戸惑う。
明確に指名をするように呼びかけて、会話のバトンタッチをするのがいいだろう。
>大人数でやるにはMCが必要
そう思っていると、大人数になってくるとMCがいた方がいいなと感じた。
「〜さんどう?」「〜さんは==はどう?」「〜〜ってことね、==はどう?」
と適度に場を回してくれる人が1人でもいると、みんな変な雰囲気にはならずに会話を楽しめるんではないだろうか。
飲み会にも1人はMCのように、話を回すのが上手な人がいたりする。その人は、リモート飲み会で普段の飲み会以上に輝きを発揮するだろう。今までは、明らかなMCではなかっただろうが、これからはMCとしてリモート界で注目の的になるはずだ。(個人的な予想)
「リモート飲み会MC業」みたいな人も出てくるんだろうな。もういるだろうな。
とりあえずは以上のような感じ。
あと、案外飲みすぎない。というのも、冷蔵庫に取りに行くのがめんどくさい、席を外してまで準備するのは手間だ。手元における範囲でどうにかしてしまおうとすると、最初の準備で用意したものだけを飲むことになる。だから、飲みすぎない。
しかし、キッチンに座ってやるとか冷蔵庫を手元に持ってくるとかするとまた変わるかもしれない。
またいい方法を考えよう。
リモート飲み会、楽しかった。
2020年5月17日日曜日。
昨日から8度も気温が上昇した。洗濯物は捗ったが、やけに疲れた。謎にやることが溜まってきている。頑張らねば。
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