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半月記/Feb, 2019

今日は2月14日。2019年2月が半分終わるらしい。

「#半月記 (ハンゲツキ)」と名付けて、半月を振り返るnoteをこれから書く。日記を書くのはなかなか体力のいることで、毎日続けるのは大変。かといって、一ヶ月ごとだと30日間いろいろあるから、記録としては超大作になってしまう。というわけで、負担にならず振り返ることができる、半月のまとめにしようという次第だ。

一橋社会人類学リーディングゼミ

課題図書:箭内匡2018『イメージの人類学』せりか書房

著者の箭内先生もリーディングゼミに出席されていた。時間の関係で、先に一橋の春日先生が質問とコメントをして、それに箭内先生が答える。その後、参加者の先生、学生から質問・コメント・感想を言っていく流れだった。

個人的には、とてもいい本だなぁ、おもしろいなぁ、が率直な感想で。(今回のnoteでは詳しいことは書きません。)

本の前半部分で古典的な人類学を振り返り、イメージの人類学の理論の前提となることを説明している。中盤、いろんな事例を引き合いに考え、後半部分でイメージの人類学が人類学の現代的問題にどのようにアプローチできるかを考察している。

最初の人類学の古典の読み方なんかを示しているのは、今後古典を読むときの姿勢として、とても有用だなと思えた。「反復性」と「一回性」のところはなにか今の自分の研究とも合わせて考えることができるんじゃないかなと思った。

もう一度、ちゃんと読み直して、しっかり考えたい。

自主ゼミ

課題図書:マックス・ヴェーバー1989『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』岩波文庫

最後まで読みきってはいたが、レジュメが最後まで準備できなかった。隔週で今季から始めた自主ゼミではあるが、『プロ倫』を半期で読み終われなかった。

卒論修論発表会

所属している講座の卒論修論発表会だった。

全体への講評で「今年はやや低調だった」と締めくくられていた。私が言えることではないが、明らかに時間が足りなかった発表や卒業したい思いが前面に出た発表が目についた。学部の発表では仕方ないとこではあるのは承知だが。

しかし、それぞれ、個性が発揮されていてよかった。

卒論を書いて提出できた学部生たちはとっても偉い。よく頑張ったと思う。

卒論を書く際に身につけた、本を探す力、本の読み方、論文の書き方、調査をする方法論、それらはきっと就職してもきっと役に立つと思う。なんなら、それらが身についていれば、卒論の内容はさておき、優秀な学生として卒業するに値すると思ったりもする。

春季休業前最終日

来年度、研究室に新しく入れる本の選定をした。同期らに手伝ってもらった。彼らの本を選ぶセンスにあっぱれだった。なかなかいいリストが完成した。

今年度の日本語教室も無事終わった。留学生たちが、春休みでしばらく会えなくなるから、と、わざわざ会いに来てくれたのは嬉しかった。みんな、良い春休みをね!

課外での研究活動

楽しく課外での研究活動をやっている。地域の皆様に支えられて。道ですれ違った時に「あ!この前の!」といってもらえるくらいには認知されてきた。

しかし、ふと時間が空くと、これで大丈夫なのか、みたいな不安が襲いかかってくる。とりあえずは、期間内になるたけ多くのデータを集めらるようにしたい。

おわり

こんな感じだな。結構充実した半月だな。

書き終えたところで、やや気持ちも整理ができてきた。

2月後半も頑張んなきゃな。Don't be shy. Learn more! Think deeply! ダヨ!

自分で決めたノルマはきちんとこなそう。人とも本とも論文とも丁寧に真摯に向き合おう。そんな感じかな。

あ、そういえば、Happy Valentine!


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