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2020年、今年は「韓国コンテンツ」にハマった年だった。

そろそろ、2020年が終わる。noteもfacebookも「今年を振り返る」的な文章で溢れている。

別に12月下旬だからといって「今年を振り返る」的なことを書かないといけないわけではない。別にこれが2月でもいいわけだし、5月でも9月でも11月でもいいのだ。しかし、この「区切りを作る」/「時間を区切る」ことが「文化」であって、「12月を年末だ」と感じること自体が「socializationした身体」ということになる。

そのsocializationされた私の身体は、2020年を振り返ろう、という記事を書きたくなっている。この「社会」に等しくsocializationされているのだろう。


タイトルの通り、今年は「韓国コンテンツ」にどハマりした年だった。韓国ドラマ14本、韓国映画7本を見た。これで「韓国コンテンツ」にハマっていないとは言えない。

何年後かに「あぁ、この年はこれを見たんだな」と思えればそれでいいかな。それでは、なにを見たか記録しておこう。


1. 韓国ドラマ

韓国ドラマは前から好きだったが、こんなにたくさん見たのは今年が初めてだ。2019年は「トッケビ」「1%の奇跡」をみた。他にも見た気がする。

1本目:「応答せよ1997」

<視聴:Amazonプライム>

研究室の後輩のススメで見た。おすすめしてくれた人が言っていたのと違う年のものを見てしまっていたが、面白かった。このシリーズはどれもいいみたいだ。

2本目:「青い海の伝説」

<視聴:Amazonプライム>

イ・ミンホ、イケメン案件。今思えば、これのカメオ出演の面々がすごかった。

3本目:「彼女はキレイだった」

<視聴:Amazonプライム>

パク・ソジュンを探して、、、の1件目。このドラマで「オットッケ(어떡해):どうしよう」を覚える。

4本目:「オレンジ・マーマレード」

<視聴:Amazonプライム>

朝鮮王朝時代の身分制を知る。前編は朝鮮王朝、後編から現代に話が移動する。人種も種族も超えた愛。

5本目:「ゴー・バック夫婦」

<視聴:Amazonプライム>

すすめられてみたドラマ。恋愛ドラマは「結婚」がゴールだが、このドラマは冒頭に離婚をする。視聴者の年代によって感想が違いそう。

6本目:「梨泰院クラス」

<視聴:Netflix>

「梨泰院クラス」をみるためにNetflixを契約した。2周した。どんなことがあっても、セロイを応援したいし、セロイのチームメンバーでなりたい。

7本目:「サイコだけど大丈夫」

<視聴:Netflix>

このとき、ちょうど『ヴィータ』を読んでいたから、いろんな国の精神科病棟を覗いているような感じだった。キム・スヒョンも好きになったが、オ・ジョンセも好きになった。

8本目:「愛の不時着」

<視聴:Netflix>

不朽の名作になるだろう。出てくる登場人物みんなすきだ。韓国と北朝鮮の話とは思わず(?)一旦そのことは傍において、とにかくみて欲しいドラマNo.1だ。

9本目:「賢い医師生活」

<視聴:Netflix>

ここで一気に韓国俳優を吸収する。いろんな人が出ている。入院してくる患者やその家族もどこかのドラマで見たことある俳優ばかりだ。来シーズンが楽しみ。

10本目:「火の女神ジョンイ」

<視聴:地上波>

朝の眠気まなこで見ていた。地上波は日本語吹き替えで見られるが、どうも気持ち悪いので字幕でみた。臨海君役がコメディ番組「ランニングマン」のイ・グァンスだったことに気がついたときに「あーー!」となる。

11本目:「ボーイフレンド」

<視聴:地上波>

パク・ボゴム。パク・ボゴム嫌いな人いないと思う!、と思うくらいラブロマンス。朝の支度を困難にさせるドラマ。

12本目:「ザ・キング〜永遠の君主〜」

<視聴:Netflix>

白馬に乗るイ・ミンホ。ウ・ドファンがいい。このドラマでウ・ドファンの魅力に気が付く。

13本目:「キム秘書はいったい、なぜ?」

<視聴:Netflix>

今年3本目のパク・ソジュン氏。どのパク・ソジュンさんもいいけど、これが一番コミカルでいい。真剣に見なくても楽しめる気楽なドラマ。

14本目:「椿の花咲く頃」

<視聴:Netflix>

おそらく、今年見たなかで1番心に染みるドラマ。見てると自分もオンサンの住人の気持ちになる。「サイコだけど大丈夫」に引き続いて、オ・ジョンセ氏はいい俳優だし、「賢い医師生活」では患者役、「愛の不時着」では北朝鮮の村の班長、「青い海の伝説」ではチムジルバンの客、「椿の花咲く頃」ではオンサンの住人のキム・ソニョン氏は名脇俳優で、女性の集団がいれば彼女がいるんじゃないかと探してしまうくらいいい俳優だ。なんといっても、カン・ハヌルだ。このドラマでグッとカン・ハヌルを好きになった。


地上波で「チャン・オクチョン」を見ていたのだが、途中で時間が合わなくなってみるのをやめた。それにしても、なかなか見ていますな、私。

インスタでドラマの名シーンを見ていると、次々お勧めしてくれることもあって、本編を見ていないんだけども、「悪の花」「青春の記録」「スタートアップ:夢の扉」「九尾狐伝(Tale of the Nine Tailed)」「女神降臨(True Beauty)」は見たような気持ちになっている。Tale of the Nine Tailedのイ・ドンウクとキム・ボムがめちゃくちゃイケメンでした。


2. 韓国映画

これまで、韓国映画を見たことがなかった。あまり機会もなかったし、私に届く情報も少なかったからだと思う。しかし、今年は映画「パラサイト」が日本で公開され、アカデミー賞も獲ってたから「こりゃ見なきゃ!」と思って映画館でみた。私の初韓国映画は「パラサイト」になった。

1本目:「パラサイト」

<視聴:映画館>

1月1日からNetflixで本編とモノクロバージョンどちらも配信される。もう1回見ようと心に決めている。

2本目:「タクシー運転手〜約束は海を越えて〜」

<視聴:Amazonプライム>

これは、光州事件が何か分からなくて、やや勉強のために見た。すごくいい映画で、この時代の韓国を少し覗いて見られたような気がした。

3本目:「7番房の奇跡」

<視聴:Netflix>

これは「サイコだけど大丈夫」を見たから、Netflixにおすすめされたのだろう映画。最後は涙涙。

4本目:「シークレット・ミッション」

<視聴:Amazonプライム>

これは、キム・スヒョンを探していた時に見つけた映画。キム・スヒョンの演じるドングは「愛の不時着」にも出ていたことに気がついてびっくりした。

5本目:「82年生まれ、キム・ジヨン」

<視聴:映画館>

これは、いろんなところからおすすめされて、見た。noteにも書いたけど、よかった。共感とコンユ。

6本目:「新感染 ファイナル・エクスプレス」

これは、コン・ユ&チョン・ユミを探して、辿り着いた。ドギマギした。確実に今みるべき映画。

7本目:「ミッドナイトランナー」

カン・ハヌルを探して、パク・ソジュンにも出会えた感じ。「未満警察」として日本(ジャニーズ)版がやっていた。日本版と韓国版の比較ができるほど、日本版をしっかりは見ていないが、アクションは韓国版が圧倒的にいい。体格の良さ(身長の高さや筋肉量とか)がアクションシーンをよりインパクトあるものにしているなと思う。


3. K-pop

今まで、K-popはあまり近づいてはいなかった。「はいはい、K-popでしょ?」という感じ。東方神起くらいしか知らなかった。しかし、これが、知れば知るほど好きになる。

BTSのDynamiteが私のK-popの入り口になった。

びっくりするぐらい良く聴いた。iTunesの私が2020良く聴いた曲の第2位だ。8月に発表されたのにだ。(1位はBackstreet BoysのI Want It That Wayだ。これは歌の練習をしていた )

BTSのファンのことをARMYというのだが、Armyさんたちが作成した、BTSの動画はほとんど見た。皆さんの愛を感じた。各々、他の人に気を使わず、「自分の好きなBTS」を集めているのがいいところだ。「え!そこ!!」と思うような小さなことも全部編集されて面白い。キャプションなんかもいい感じ。

「走れバンタン(Run BTS)」も最新エピソードから遡って見た。インタビューや授賞式、スピーチもほとんど見た。爆イケでかっこいいだけじゃない彼らの魅力にハマる。

Dynamiteを初めて聴いたときには、「〜色の人」「髪の毛がこの人」という覚え方だったが、今やそれぞれの名前とキャラクターを把握するまでに至った。SUGA(ユンギ)がしばらく休養することが発表された時には、「ゆっくり休んで欲しい」と思った。いろんな授賞式やVライブとかで電話でユンギがでてきた時は嬉しかった。という感じで、Armyの気持ちもわかるくらいにまでハマった。


J-Hope(ホソク)がLAにひとりで出張に行くVlogの中の冒頭で、

「ちゃんとやってこなきゃいけないでしょう?ちゃんとできるかなぁという気持ちもあるし・・・すごく楽しみながら始めた曲なのに・・・すごく仕事が大きくなったような感じになるほど負担が大きいですね。どうしようかな、ちゃんとやってこないといけません はい」
「答えは一つです。ちゃんとやってきます、最善を尽くして」

といってる場面があって、そこが個人的にとても印象的だった。

勝手に人の人生と私の人生を重ね合わせるのはもちろん見当違いだとは思うんだけども、同じようなことを今年は感じた瞬間があって、あぁ今をときめくスーパースターでさえこんなこと思うんだから、私も最善を尽くさなきゃとなった。


同じ年代の人たちの活躍には励まされる。私はBTSとは何もかにも違うわけなんだけど、彼らは今日も練習してるのかな、言語の勉強もしてるんだろうな、制作もしてるんだろうなと思うと、私も元気に頑張らなきゃなと思うのだ。これがアイドルのパワーだ。


= おわりに =

今年は韓国コンテンツにハマった一年だった。今日は韓国から小包も届いた。愛すべき相方からクリスマスプレゼントだ。嬉しい。

私がこれまでK-popにハマってこなかったのは、K-popが微妙だったからではない。韓国映画を見てなかったのも、韓国映画の質がよくなかったわけでもない。

単純に私がこの魅力を知らなかっただけなのだ。知れば知るほど良さが見えてきて好きになる。それが今年は韓国コンテンツだった。

来年はまた全く違うものを好きになってるかもしれない。今年は近年稀に見る変な一年だった。国外に出られないのはストレスだけど、ステイホームは苦手じゃない。またなにか違うものを来年はたくさん吸収できればいい。


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