見出し画像

おみくじっていいよな。

昨晩はnoteを投稿した後に《裁き》を見た。

インドはムンバイの法廷を舞台にした映画だ。貧者と富者、「カースト」差別、人権、様々な個人的な事情と社会的状況が入り乱れていた。

それにしても、インドの生活描写がとてつもなく長く感じた。以前、インド映画のワークショップに行ったときに、「生活描写が長いのはインド国内向けではなく、国外向けの国際的なコンペなどに出すような作品」という話を聞いた。まさにそうだった。

社会派の映画はインドの社会的な状況を把握しなければ、おそらくわからない。

しかし、私的にはそれが長くて長くて、車道を車が来ないのを見計らって渡る場面や食卓での様子はもう少し短くてもいいのでは?と思ってしまった。加えて、法廷でのシーンがほとんどであるため、主人公は一体誰だったのかを見失う。中盤は主人公である歌手はあまり出てこない。もしかしたら、主人公は裁判官、検事、弁護士の三者ではないのか、とさえ思ってしまう。

ともあれ、国際的なコンペで賞をとっているだけあって、見応えのある映画だった。ひとつ前に見た《わたしは、ダニエル・ブレイク》とも通じるところがあるのではと感じた。


>>>>>>


今日は初詣に行った。

初詣はイベントだから、神社に行こうと神宮に行こうと寺院に行こうと寺社に行こうと私には関係ない。1つ目に行った神社は大盛況で長蛇の列ができていた。それを待つのもあれだから、違うところの神社に行った。大変世俗的な人間だ。

いやはや、


詰まるところ、おみくじをひきたい。


もちろん、去年の感謝と今年もよろしくね、と神々には伝えるわけなのだが、1番の楽しみはおみくじだ。もしかしたら、おみくじのため、ただそれだけのために初詣に行っているのかもしれない。


ちなみに去年は「大吉」だった。

一緒にささやかな年越しパーティーをした人と昼過ぎまでだらだらしてしまったために、夕方から散歩がてら初詣に行った。大吉に驚き過ぎて、自分でもびっくりするくらいの大きな声で喜んでしまった。シンプルに嬉しかった。


今年は「吉」だった。

去年ほどではないが、良い年になりそうな予感がする。

待人は待っていれば来るらしいし、旅行は良いらしい。

気長に待ちながら、旅行をしようと思う。

受験(勉学)は今後の努力次第だそうだ。

いやいや、勉強はいつの世も今後の努力次第じゃん、とは思いつつも、真摯に受け止めて勉強をしようと思う。


ちなみに、おみくじの順番は

大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶

らしい。


おみくじや占いは「信じるか信じないかはあなた次第」なわけだが、たまにするのは楽しい。その紙が何かパワーを持っているわけではないが、もし、何かパワーを秘めているとして、なんとなくでも楽しい気持ちになれたらいいんじゃないかと思う。

おみくじっていいよな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?