見出し画像

学校での授業を英語ですることに対して

The present perfect continuous tense (以下>>>>>まで引用)

Meaning and use

We use the present perfect continuous to talk about an activity that started in the past and is continuing now or has recently finished.

I’ve been reading that new book you lent me… I’m really enjoying it. (= action still in progress)
・Is that Joe? I’ve been trying to contact you. I’ve got some bad news. (= action recently finished)

We often use it to emphasise the continuous, ongoing nature of the activity or to say how long the activity has continued.

She’s already been sleeping for two hours.
・It’s been raining all morning.
・I’ve been decorating the house this summer.

When we use the present perfect continuous for situations that have recently finished, we often use the adverb just.

・'You’ve got paint all over your T-shirt.' 'Oh, I’ve just been painting the living room.'

We often use recently and lately with the present perfect continuous.

・I’m really tired. I haven’t been sleeping well lately.
>>>>>

さて、冒頭から長めに引用してみた。ここまでの引用は何の話をしているだろうか。

これは、私が最近ハマっているBBC Learning Englishの中級用(intermediate)のUnit2の文法事項だ。

最初のタイトルがわかれば何の文法事項かはわかる。


現在完了進行形の説明だ。


単語を十分に知っている人や英語文法をある程度学習してきた人にはわかるだろう。しかし、まず "present perfect continuous" が「現在完了進行形」という語であることを知っていなければ、

presentってなんだっけ?perfectってなんだっけ?continuousってなんだっけ?present perfect continuousってなんなんだろ?

と、ひとつづつ調べていかなければならない。

英語でつらつら書かれた説明文に、くらくらする人もいるだろうし、「もう英語はできないから」と拒絶反応を示してしまう人もいるかもしれない。


しかし、実は、これを簡単に説明する方法を私たちは知っている。


日本語で説明することだ。


英語文法の現在完了進行形を日本語で説明することはできる。これまでされてきたように。


このように日本語で説明すればわかるのに、わざわざ英語で説明をして遠回りする必要があるだろうか。英語での説明では理解できないが、日本語で言われればわかることはたくさんある。日本語を使って日々生活しているのだから、英語で理解するよりは、日本語で理解する方が早い。


英会話教室などは

「ネイティブの先生」が「本場の英語」で教えてくれる!

みたいな、謳い文句がある。

英語で全部説明してくれるもんだから、理解するまでに時間がかかるわけで、それなりに継続しないとできるようにならないから、いろいろなコストがかかる。


英語の勉強がよくできる子となかなか苦手な子が学校にはいる。そんな状況で、たくさんの時間を割いて英語で授業ができるだろうか。

これが、生物や物理、科学の授業だったらどうだろう。世界史だったらどうだろう。倫理や哲学の授業だったらどうだろう。

全く理解できぬまま、模試や入試の日にちになってしまったらどうだろう。

いやはや、先生方は英語で質の高い(これまで日本語で説明してきたレベルの)授業ができるのだろうか。



私は、やはりある程度できるようになるまでは、日本語で徹底して勉強したり学問に挑んだりするべきだと考える。

英語の勉強はいつだってできる。いつ始めても遅くはない。それならば、完全に日本語で理解してから英語での説明に移行していく方が良いのではないだろうか。


学校での授業を英語ですることに対して思うこと。

条件が整っているならばできるかもしれないが、賛成か反対かで言えば、今のところ、反対だ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?