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今朝はいい朝だった。

今朝は朝活ならぬ、朝ラーメンをしたため、めちゃくちゃ朝からいりこの出汁の効いたラーメンを食べた。細麺の中華麺であっさりしていて美味しかった。

そのラーメン屋さんは朝の6時から昼の3時まで営業しているため、店名を「六三」という。私の生活時間だと、絶対に行けない時間帯の営業時間だ。

なおかつ、最近は私がへなちょこなので、ラーメン1杯を最初から最後まで美味しく食べ続けられない。3口目くらいまではいいのだが、だんだん飽きてしまって、途中からは惰性で食べることになる。それはラーメンにも申し訳ないから、もとよりラーメンを避けていた。

誰かに誘われないと朝ラーメンもできなかったろうし、朝からラーメンを食べようとも思わなかっただろうから、今朝はいい朝だった。


帰り道に祖父母の家に行った。猫と遊び、永遠についているテレビを眺める。


「題名のない音楽会」がやっていた。

今日のプログラムは、「本気でプロを目指す!題名プロ塾~葉加瀬太郎編」と題されたものの前半だった。

若きヴァイオリニストたちが、葉加瀬太郎の前で課題曲の「情熱大陸」を演奏する。葉加瀬太郎は1人の演奏を聴き、コメントをし、再び演奏をさせる。5人の演奏と指導が終わった後に、次週のレッスンに参加できる3人を発表する。次週に進めることになった演奏者たちには課題を与えて、今週は終了だ。


おもしろかった。

音楽やヴァイオリンには明るくないが、葉加瀬太郎の指導を受けた5人は5人とも2度目の演奏で格段に良くなっていた。その場で指導されて、はい!弾いて!と言われて、すぐ修正できる若きヴァイオリニストたちはさすがだなぁと思った。

スポーツ選手なんかでも、試合中に何か欠点に気がつき修正をしていくのだが、その修正力というのか、それは本当すごいなぁと思わされる。

この若きヴァイオリニストたちも少しコメントをもらっただけで、ガラッと印象の変わった演奏をしていて、すげぇ、、と感心するばかりだった。もちろん、葉加瀬太郎の指導力もすごいのだ。素人目に見てもコメントが的確でわかりやすかった。

私とは少し距離がある世界に触れられたような気がして、今朝はいい朝だった



プロになるためには茨の道だ。どの分野でもそうだろう。

まず、この「題名のない音楽会」に出れているだけでもすごい。それでなおかつ、翌週に進めるなんて本当にすごい。しかし、彼/女らが必ずしも、将来プロの演奏家として生きていけるかはわからない。

この5人の若きヴァイオリニストたちの将来は明るくあってほしい。特に翌週に進めなかった2人にはどこかで活躍していて欲しいなと思うばかりだ。


2020年4月18日土曜日。

今日は祖母の誕生日だった。祖父母の家でLINEのvideo callのやり方を祖父母に伝授した。試しに姉とvideo callを繋いでみたのだが、とても喜んでくれた。嬉しそうだった。一時ゲリラ豪雨に見舞われたものの、すっかり晴れていい朝だった。いい土曜日だった。


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