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*2019年からの日記*

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なにかあったときに書く日記。
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#日記

いろんなデモが同時開催の韓国ソウル市内。

韓国のソウルでは休日や祝日だけでなく、平日もデモをしている様子がよく見られる。平日はストライキをやってることもある。今日はいろんなデモに出会った。 今日6月1日は諸用でソウル市内中心部に出かけていた。 出かける前に、今日はLGBTQのパレードとフェスティバル、反LGBTQのデモを光化門周辺でやっていることを聞いたため、用事が終わったら行くことにした。 LGBTQ「プライド月間」 LGBTQのパレードとゴール地点でのフェスティバルは大変な盛り上がりだった。各大学の学生団体

「研究共同体」への参入:2023年度最終日の日記

今日で2023年度が終わる。 年末年始から年度末までの時間の早さは異常だ。 2024年度が始まれば新しい人たちが研究室にもやってくる。 今の所属先は博士後期課程も毎年新しい学生が来る。 1年間この研究室で過ごしてすごく感じたことをひとつだけ書いて3月31日の日記としよう。 ▶︎自分の関心分野の研究共同体には早めに参入を 今の所属先では日々研究室に来ているだけで、各種研究会の情報や読書会の開催日時、奨学金や助成金の情報なんかも知ることができる。ラップトップと格闘しながら椅

髪の毛にまつわる雑感。

髪の毛を50cm切った。 伸び切った髪はバッサリ切ってもまだ肩上に残るくらいにもなっていた。 元々、毛量も多く太くて重たい髪質で、自分の黒髪が好きなのもあり髪の毛も染めたことがない。自分でも自分の髪の毛はなかなか上質な髪だと自負がある。 人生2回目のヘアドネーションをしたが、これは売っていたらそれなりの値段になっていたかもしれないと思ったり。 髪の毛や髪型は多様なイデオロギーや意味を持つことが多々ある。 男の子が綺麗に髪の毛を伸ばしていれば「女の子みたいだね」と言われ、

2023年度の終わり。

大学の後期はあっという間に終わる。 10月に夏休みが明けて、ハロウィンとクリスマスが終わって年内に終わらせようと思っていたことを「終わらせるぞ!」っと意気込んでたらもうはや年越しだ。新年を迎えたら、センター試験というか共通テストがあって、数回授業したら後期は終わりを迎える。2月3月は春の長期休暇だし、なんならクリスマスくらいから「今年度も終わりだな」の気持ちが漂いだしてはいる。 今年度最後の面談もにこやかな会だった。 今年度は博士後期課程の割には頻繁に面談をやっていたことも

2023年12月の日記。

明日が2023年12月31日だから、忘れないうちに今月の日記を更新する。 12月は博論公開審査会と修論締切で賑やかな研究室だった。 博論審査会 主査の先生1人と副査の先生2人、外部の先生2人の計5人の審査員の先生方の前で審査を受ける人は自分の博論を20分程度で説明をする。その後、質疑応答に入る。質疑応答は1人の先生が20分程度で、どんどん質問に答えていく感じだった。 この度はじめて博論審査会を見学しに行った。 質疑応答はいつものゼミの何倍もの強度の緊張感で、それに上手に

2023年11月の日記。

2023年11月は各種イベントであっという間に終わってしまった。 嬉しかったことも悲しかったことも色々あってここ最近で、この11月が一番よく涙を流したかもしれない。 大学院ゼミ①フィールド報告サロン 長期のフィールドワークから帰国した先輩たちが、フィールドで見てきたこと感じたこと興味深かったこと気にかかったことなどをカジュアルに話すゼミ、フィールド報告サロンがあった。 まだ発表する側になっていないため、この報告サロンで発表することが発表者にとってどんな知的恩恵をもたらすの

不安定な博士後期課程生活と現段階での打開策

博士後期課程の生活は極めて不安定だ。 私の努力不足や能力や才能が足りないことは重々承知だ。 自分がこの人生を自分で選んでいることもまた重々承知である。 それにしても不安定だ。 だからこそ多種多様な不確実性なるものに想いを馳せてしまうのかもしれない。 経済的な不安定さこればかりはどうしようもない。 いろんなアドバイスや助言を人からされたり、Twitterで見かけるがこれは本当に個々人の事情があるから10個のアドバイスのうち1個役に立てばいい方だと思う。 ▶︎「今はいろんな助

2023年10月の日記。

11月も11日経ってしまったが、10月の日記だ。 あっという間にハロウィンも終わってクリスマスの準備期間に突入してしまっている。相変わらず、毎月何かの締め切りに追われる院生LIFEを送っている。 院生読書会:ブリュノ・ラトゥール『社会的なものを組み直す』10月からブリュノ・ラトゥールの『社会的なものを組み直す:アクターネットワーク理論入門』をコツコツ読み進めている。 学部生の時からラトゥールの本はよく買っていて、自宅本棚には『虚構の「近代」』『諸世界の戦争』『法が作られて

2023年9月の日記。

9月も今日で最終日だ。 一昨日と昨日は帰路に見た月がとても綺麗だった。 韓国は秋夕(チュソク)で中国は国慶節のシーズンだ。 日本の国立大学はだいたい8月9月が夏休みで、新学期は10月からだ。9月中盤にもなると「夏休み」にも飽きてはくるが、授業が始まれば忙殺され気がつけば年内の締切のものをウッタラカッタラしてることが容易に想像できて、「夏休み終わってほしくない!!!」の気持ちが込み上げてきたりもする。 研究発表会への参加9月末に研究会での発表があり、それに向けた準備に勤しんだ

2023年8月の日記。

東京は暑いがここは涼しい。 8月末から東京を離れて生活している。 大学周辺から離れるための準備に8月は追われていたような気がする。 大学院生が大学周辺から離れるためにすることリストを作るとしたら次のようになるだろう。おそらく人類学や長期のフィールドワークがある人たちには共感できるのではないかと思う。 大学周辺から離れるためにすることリスト 必要な本のスキャン 必要であろう論文のダウンロード 窓口や郵送で提出する必要のあるものの提出 特に期限が付いているメールの返信

2023年7月の日記。

7月末で今学期の授業は終わりを迎えた。ここの院生になって半期が終わった。 先月末から予定がある日以外は朝から夜まで研究室にいる生活をしている。本もあるしコピー機もあるしネット環境も大丈夫だし涼しいし、いろんな院生さんたちと話もできる。研究内容を聞いたり雑談をしたり、卒業生や修了生なんかもいらっしゃったりして、今月はいろんなかたとお知り合いになれたような気がする。 7月は読書会に映画上映会に研究会に盛りだくさんだった。 ▶︎ 読書会 7月に参加した読書会ではジュディス・

噂の「ジェンダーレストイレ」がある歌舞伎町タワー

先日、歌舞伎町タワーに行った。 Twitterではジェンダーレストイレの気持ち悪さと治安の悪さが話題で、他方Instagramではネオンキラキラな歌舞伎町タワー2階の飲食店街がインスタ映えするので話題だ。 Twitterにいる人とInstagramにいる人がいかに違う人が住んでいるのかがわかるわけだが、ともあれ「行かずしてとやかく言うのはどうなの?」とも思わされてはいたので、私と日本のエンタメをこよなく愛す女性の2人で行ってきた。 2階飲食店街 外から続くエスカレーターで

2023年6月の日記。

1ヶ月があっという間に終わった。 このまま1年も2年も5年も10年も過ぎ去っていくのかと思うと若干の恐怖がある。 博士課程学生生活も慣れてきて、全体ゼミで先輩方の研究を聞くのも楽しめているような気がする。最初の頃は「役に立たない発言や馬鹿な発言は控えよう」の気持ちが強く、全体ゼミで発言する勇気が全くなかった。 しかし、その気持ちにも変化が出てきた。 というのも、やはり参加しておきながら何も発言せず聞いて帰るだけだと、その時間が無駄になるような気がしたからだ。無駄というか、

病院受診の代打:家族介護の日記

元気であまり病院に用のない方には意味不明なタイトルだろうが、タイトル通りのことが先日起きた。 その日は祖母の病院受診の日だった。 祖母の娘さんが受診の付き添いをする予定だったが、娘さんは急に仕事になった。そこに農繁期の手伝いに孫がひょっこり来た。 こりゃちょうどいい、助かった、孫に病院受診の付き添いを頼もう! ということで、孫の私が病院付き添いをすることになった。 診察券を出して、祖母が伝え忘れたことを先生に伝えて、会計まで済ましてくる。先生に言われたことは覚えて、薬局に