高橋昌一郎

情報文化研究所所長・國學院大學教授。専門は論理学・科学哲学。幅広い学問分野で知的探求。…

高橋昌一郎

情報文化研究所所長・國學院大學教授。専門は論理学・科学哲学。幅広い学問分野で知的探求。著書は『理性の限界』(講談社現代新書)『20世紀論争史』(光文社新書)『愛の論理学』(角川新書)など監修書を含めて50冊以上。趣味はJazz+Wine+将棋四段。「チャンネル 高橋昌一郎」開始!

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マガジン

  • 連載:「視野を広げる新書」

    ここでは、2023年10月1日より「note光文社新書」で開始した「視野を広げる新書」の書評リンクを紹介します。お楽しみいただけたら幸い!

  • 著者が語る!!!

    ヘッダーは、私の代表作「限界シリーズ」3部作。ここでは、これまでに上梓した著書・翻訳・連載・記事に関連するコメントやインタビューを紹介します。とくに、現在では入手し難くなった新聞・雑誌などの関連記事の引用や、執筆時の裏話なども掲載するつもりです。お楽しみいただけたら幸い!

  • 新刊・増刷・書評

    ヘッダーは、2006年の4歳と2歳の子どもたち。ここでは最新刊や増刷に関するお知らせや頂戴した書評を紹介します。ご参考になれば幸い!

  • エッセイ!!!

    ヘッダーは、書斎の窓からの光景。東京タワーとスカイツリーが見えます。ここでは、思いつくままに書いているエッセイを紹介します。お楽しみいただけたら幸い!

  • 連載:「チューリングの哲学」

    ここでは、2024年9月1日より「講談社Web現代新書」で開始した「チューリングの哲学」を紹介します。お楽しみいただけたら幸い!

  • 【パラドックス#50】ホームズのパラドックス!
  • 【ロジ研#15】けこ研究員【なぜ帰納法に陥ってし…
  • 【ロジ研#15】まや研究員【なぜ帰納法に陥ってし…
  • 【ロジ研ディスカッション#5】民主主義と『子ども…
  • 【愛の論理学#10】彼女の過去に嫉妬!

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YouTubeチャンネル「高橋昌一郎」開始のお知らせ!

2023年4月よりYouTubeチャンネル「高橋昌一郎」を開始した。その目的は、私と情報文化研究所の研究員が、できる限り「正確な情報」を「わかりやすく、観やすい」動画に制作して配信することにある。 コロナ・パンデミックの影響で、大学では、オンラインのライブ型やオンデマンド型の授業が多くなり、必然的にさまざまな動画を活用する機会が増えた。「文字」に比べて「映像」は圧倒的に情報量が多く、教育的効果も抜群な一面がある。 そこで、学生諸君からも授業内容を動画でアップしてほしいとい

    • 連載:「視野を広げる新書」【第36回】『生命と非生命のあいだ』

      2023年10月1日より、「note光文社新書」で連載を開始した。その目的は、次のようなものである。 現在、毎月100冊以上の「新書」が発行されているが、玉石混交の「新刊」の中から、何を選べばよいのか? どれがおもしろいのか? どの新書を読めば、しっかりと自分の頭で考えて自力で判断するだけの教養が身に付くのか? 厳選に厳選を重ねて紹介していくつもりである。乞うご期待! エッセイ #コラム #読書 #推薦図書 #情報 #デマ #フェイクニュース #論理 #科学 #思考 #新

      • 連載:「視野を広げる新書」【第35回】『意識の脳科学』

        2023年10月1日より、「note光文社新書」で連載を開始した。その目的は、次のようなものである。 現在、毎月100冊以上の「新書」が発行されているが、玉石混交の「新刊」の中から、何を選べばよいのか? どれがおもしろいのか? どの新書を読めば、しっかりと自分の頭で考えて自力で判断するだけの教養が身に付くのか? 厳選に厳選を重ねて紹介していくつもりである。乞うご期待! 「マインド・アップロード」!2020年5月、AmazonがSFのコメディ・ドラマ「Upload(日本語版

        • 著者が語る:「ウィーナーとフォン・ノイマン」

          「ウィーナーとフォン・ノイマン」という論考を『現代思想 特集 ウィーナーとサイバネティクスの未来』2024年7月号、pp. 70-79 に寄稿した。 ノーバート・ウィーナーは、ジョン・フォン・ノイマン以上の神童として知られ、「サイバネティックス」を創案し、「人間機械論」を主張し、ノイマンとは別の意味で現代社会に大きな影響を与え続けている天才である。 ウィーナーは、核兵器や水爆開発に反対し、合衆国の連邦政府や軍部に関わることを拒否して、ノイマンと同時代にまったく正反対の行

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          1本
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        メンバーシップ

        • 情報文化研究所へようこそ!

        • 風見野々香研究室【生物学・動画制作・デザイン】

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        • 河村幸枝研究室【看護学・訪問看護・アメリカ登録看護師】

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        • 長岡萌以研究室【演劇・人材開発雑誌編集】

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        記事

          『思考の迷宮 パラドックス』発売開始のお知らせ!

          私が「監修」を担当した『思考の迷宮 パラドックス』(ニュートンプレス)が発売開始になっているので、紹介しよう! 本書は、『論理的思考力を高める パラドックス大事典』に新たな記事を加えた最新版で、まったくの初心者がゼロからパラドックスを理解できるように構成されている。中学生から読める非常に楽しい本に仕上がっていると思う。お楽しみいただけたら幸い! 目次#エッセイ #コラム #読書 #推薦図書 #哲学 #論理学 #論理的思考 #思考の迷宮 #パラドックス #高橋昌一郎 #ニュ

          『思考の迷宮 パラドックス』発売開始のお知らせ!

          講談社現代新書60周年!

          1964年4月創刊の講談社現代新書が60周年を迎えたそうで、誠におめでたいことだと思う。 60周年記念特集のサイトには、編集部員のおすすめ現代新書のコーナーがあり、藤井編集部員が『理性の限界』を取り上げてくださっていた。どうもありがとう! これまでに私は、講談社現代新書から限界シリーズ(『理性の限界』2008年、『知性の限界』2010年、『感性の限界』2012年)および哲学シリーズ(『フォン・ノイマンの哲学』2021年、『ゲーデルの哲学』1999年)の合計5冊を上梓してい

          講談社現代新書60周年!

          連載:「チューリングの哲学」【第1回】ナチス・ドイツを敗北に導いた「超天才」チューリングの波乱万丈な人生と不幸な「死の謎」

          2024年9月1日より、「講談社Web現代新書」で連載を開始した。その目的は、次のようなものである。お楽しみいただけたら幸い! エッセイ #コラム #読書 #推薦図書 #情報 #論理 #科学 #思考 #新書 #教養 #講談社 #現代新書 #高橋昌一郎 #天才の光と影 #PHP研究所 #ゲーデル・ノイマン・チューリング #筑摩選書 #フォン・ノイマンの哲学 #ゲーデルの哲学 #チューリングの哲学

          連載:「チューリングの哲学」【第1回】ナチス・ドイツを敗北に導いた「超天才」チューリングの波乱万丈な人生と不幸な「死の謎」

          最新刊『天才の光と影:ノーベル賞受賞者23人の狂気』発売開始のお知らせ!

          最新刊『天才の光と影:ノーベル賞受賞者23人の狂気』(PHP研究所)を上梓した。 本書では、とくに私が独特の「狂気」を感得したノーベル賞受賞者23人を厳選して、彼らの波乱万丈で数奇な人生を辿っている。 一般に、ノーベル賞を受賞するほどの研究を成し遂げた「天才」は、すばらしい「人格者」でもあると思われがちだが、実際には必ずしもそうではない。 フィリップ・レーナルト(1905年・物理学賞)のようにヒトラーの写真を誇らしげに書斎に飾っていた「ナチス崇拝者」もいれば、「妻と愛人

          最新刊『天才の光と影:ノーベル賞受賞者23人の狂気』発売開始のお知らせ!

          連載:「視野を広げる新書」【第34回】『アファーマティブ・アクション』

          2023年10月1日より、「note光文社新書」で連載を開始した。その目的は、次のようなものである。 現在、毎月100冊以上の「新書」が発行されているが、玉石混交の「新刊」の中から、何を選べばよいのか? どれがおもしろいのか? どの新書を読めば、しっかりと自分の頭で考えて自力で判断するだけの教養が身に付くのか? 厳選に厳選を重ねて紹介していくつもりである。乞うご期待! 「多様性」と「アファーマティブ・アクション」の矛盾「アメリカ合衆国第36代リンドン・ジョンソン大統領の演

          連載:「視野を広げる新書」【第34回】『アファーマティブ・アクション』

          著者が語る:「ロジカルコミュニケーションと教養の相乗効果が視野を広げる」

          「日本能率協会マネジメントセンター」(JMAM)の発行する『Learning Design 』という雑誌がある。1989年に創刊された人材開発専門誌『人材教育』を2018年にリニューアルしたもので、「人材育成に関わる人々に向けて、先進的な企業・組織事例や識者の見解などの情報を提供」するという。 そこで、「ロジカルコミュニケーションと教養の相乗効果が視野を広げる」という記事が公開されたので、紹介しよう。なおこの記事は、私が取材を受けて編集者・長岡萌以さんとライター・増田忠英さ

          著者が語る:「ロジカルコミュニケーションと教養の相乗効果が視野を広げる」

          JAPAN SKEPTICS ホームページ新設!

          JAPAN SKEPTICS (ジャパンスケプティクス)または『「超自然現象」を批判的・科学的に究明する会』は、「超自然現象」の批判的・科学的な研究の推進と研究者の交流を目的として、1991年4月に設立された。2024年3月で33周年を迎えている。 現代社会は、膨大な情報に流されて自己を見失う危険性、デマやフェイクニュースに騙される危険性、自分の頭で論理的・科学的に考えることができず洗脳される危険性に溢れている。 霊感商法やカルト宗教、スピリチュアルやオカルト、疑似科学や

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          『Journal of the JAPAN SKEPTICS』 Vol. 32

          JAPAN SKEPTICS (ジャパンスケプティクス)または『「超自然現象」を批判的・科学的に究明する会』は、「超自然現象」の批判的・科学的な研究の推進と研究者の交流を目的として、1991年4月に設立された。2020年には30周年を迎えている。 というわけで、ここではジャーナルのバックナンバーを紹介していきたい。各号の「目次」を眺めるだけでも、過去30年以上のそれぞれの年に何が起こっていたのか、当時の状況が浮かび上がってくるはずである。お楽しみいただけたら幸いである。

          『Journal of the JAPAN SKEPTICS』 Vol. 32

          連載:「視野を広げる新書」【第33回】『戦争ミュージアム』

          2023年10月1日より、「note光文社新書」で連載を開始した。その目的は、次のようなものである。 現在、毎月100冊以上の「新書」が発行されているが、玉石混交の「新刊」の中から、何を選べばよいのか? どれがおもしろいのか? どの新書を読めば、しっかりと自分の頭で考えて自力で判断するだけの教養が身に付くのか? 厳選に厳選を重ねて紹介していくつもりである。乞うご期待! 「地図から消された島」毎年春になると旅行社から大学に各種「ゼミ合宿」のパンフレットが送られてくる。中には

          連載:「視野を広げる新書」【第33回】『戦争ミュージアム』

          連載:「視野を広げる新書」【第32回】『なぜBBCだけが伝えられるのか』

          2023年10月1日より、「note光文社新書」で連載を開始した。その目的は、次のようなものである。 現在、毎月100冊以上の「新書」が発行されているが、玉石混交の「新刊」の中から、何を選べばよいのか? どれがおもしろいのか? どの新書を読めば、しっかりと自分の頭で考えて自力で判断するだけの教養が身に付くのか? 厳選に厳選を重ねて紹介していくつもりである。乞うご期待! 不偏不党の「公共放送」の意味1999年から2000年にかけて、『週刊文春』が「芸能界のモンスター」という

          連載:「視野を広げる新書」【第32回】『なぜBBCだけが伝えられるのか』

          『愛の論理学』第6刷御礼!

          2018年6月に初版を上梓した『愛の論理学』の第5刷が発行された。ロングセラーにしてくださった読者の皆様に深く感謝したい。 今後ともご愛読くださいますように、よろしくお願いいたします! #エッセイ #コラム #読書 #推薦図書 #思考力 #高橋昌一郎 #愛の論理学 #KADOKAWA #角川新書 #愛 #論理学

          『愛の論理学』第6刷御礼!

          動画【ロジ研ディスカッション#5】民主主義と『子ども若者抑圧社会・日本』

          動画【ロジ研ディスカッション】では、情報文化研究所の学生研究員・一般研究員たちが、さまざまなトピックスについて「ロジカルコミュニケーション」に基づくディスカッションを繰り広げます。 「ロジカルコミュニケーション」は、論理的思考に基づくスムーズなコミュニケーションを意味します。固定観念や偏見に陥らず、多彩な論点を浮かび上がらせて、双方の価値観をクールに見極めるコミュニケーション・スタイルです。 今回のトピックは「視野を広げる新書」書評『子ども若者抑圧社会・日本』です。この書

          動画【ロジ研ディスカッション#5】民主主義と『子ども若者抑圧社会・日本』