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著者が語る!!!

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ヘッダーは、私の代表作「限界シリーズ」3部作。ここでは、これまでに上梓した著書・翻訳・連載・記事に関連するコメントやインタビューを紹介します。とくに、現在では入手し難くなった新聞…
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記事一覧

著者が語る:「ウィーナーとフォン・ノイマン」

「ウィーナーとフォン・ノイマン」という論考を『現代思想 特集 ウィーナーとサイバネティクス…

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著者が語る:「ロジカルコミュニケーションと教養の相乗効果が視野を広げる」

「日本能率協会マネジメントセンター」(JMAM)の発行する『Learning Design 』という雑誌があ…

高橋昌一郎
2週間前
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著者が語る:正しい「認知バイアス」対処法

「農業協同組合」(JA: Japan Agricultural Cooperatives)が、地域農業の担い手やJA青年部員…

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著者が語る:「悪夢の数学――不完全性定理」

『NEWTON』の2023年7月号に、私の監修による「悪夢の数学――不完全性定理」が掲載された。執…

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著者が語る:『フォン・ノイマンの哲学』――アメリカを愛した悪魔!

2021年2月に上梓した『フォン・ノイマンの哲学』では、20世紀を代表する天才のなかでも、ひと…

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著者が語る:『理性の限界』が「必読の科学書100冊」に選ばれました!

発売されたばかりの『Newton』9月号の特集は、「一生ものの教養が身につく――科学名著図鑑」…

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著者が語る:<本がすき。>『20世紀論争史』第1章!

『20世紀論争史』は、20世紀に生じた多種多彩な論争について、「教授」と「助手」がコーヒーを飲みながら研究室で対話する形式で進行する。人類史上、過去と比べて20世紀の思想が大きく変遷したのは、コンピュータや遺伝子操作などの科学技術が飛躍的に発展した結果、そもそも人間とは何か、知性とは何か、存在とは何か......といった、従来は哲学の対象とされてきた問題が「科学哲学」の対象になった点にある。 本書の目的は、もはや「科学を視野に入れない哲学」も「哲学を視野に入れない科学」も成

著者が語る:史上最高の天才、フォン・ノイマン「人間のフリをした悪魔」の素顔

『20世紀論争史』は、20世紀に生じた多種多彩な論争について、「教授」と「助手」がコーヒーを…

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著者が語る:「大安」「仏滅」を信じてはいけない明確すぎる理由がわかった!

今も多くのカレンダーや手帳に「大安」や「仏滅」といった、いわゆる「六曜」が記載されている…

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著者が語る:コロナ禍だからこそ、私たちは科学を諦めてはいけない!

いよいよ明日、2021年3月16日発売の最新刊『20世紀論争史』(光文社新書)では、「現代思想の…

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著者が語る:第2次大戦中の日本は、なぜもっと早く降伏しなかったのか? ――ソ連の…

『フォン・ノイマンの哲学』は、20世紀を代表する天才のなかでも、ひときわ光彩を放っているジ…

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著者が語る:ゲーム理論を生み出した天才ノイマンは、経済学も根本的に変えた ――コ…

『フォン・ノイマンの哲学』は、20世紀を代表する天才のなかでも、ひときわ光彩を放っているジ…

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著者が語る:京都への原爆投下を主張したノイマンの「悪魔性」と「虚無感」――生きて…

『フォン・ノイマンの哲学』は、20世紀を代表する天才のなかでも、ひときわ光彩を放っているジ…

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著者が語る:フォン・ノイマンの天才すぎる生涯―― マッド・サイエンティストの素顔とは?

1957年2月8日、ジョン・フォン・ノイマンは53年の生涯を閉じた。つまり、本日はフォン・ノイマンの「命日」であり、「63回忌」ということになる。 彼の生涯と思想については、2月16日に『フォン・ノイマンの哲学』(講談社現代新書)を上梓する予定である。その「はじめに」は、次のようにして始まる。 20世紀を代表する天才のなかでも、ひときわ光彩を放っているのが、ジョン・フォン・ノイマンである。 彼は、わずか53年あまりの短い生涯の間に、論理学・数学・物理学・化学・計算機科学