エッセイコンテスト
noteを始めた数日後、Instagramの広告が変わった。
表示されたのは、とあるエッセイコンテストの広告。
「応募したい!書きたい!」
と強く思って書くこと数日後、書き上げた1200字のエッセイをすぐに送信した。
応募作を送るとやれやれとは思ったが、心にぽっかり穴が空いたように感じる。
公募に出すのが楽しかったのだ。
心の隙間を埋めるべく、他のエッセイ・作文の公募を検索すると、運命のコンテストに巡り合った。
その公募は「小諸・藤村文学賞」。4000字のエッセイの募集だった。
5枚を超えるものを書いたのは卒業論文だけという私は、この公募に挑戦することにした。
「必ず自分が成長できる。」
そう感じたから。
理由はもう一つある。私には、ずっと書きたい人がいた。私の生き方の師匠のような女性だ。
彼女を書くには4000字は必要で、まさにうってつけ。
そしてnoteを始める時、
「私が人気noterになったら、師匠を書く。」
と決めていた。半端な場所では彼女を書く訳にいかないと思っていたからだ。
島崎藤村の名を冠し、2000編が集まる賞に足がすくみそうになったが、
「あの人を書く場所として不足はない!」
と言い聞かせる。
2週間、家族に
「顔が怖い。」
と言われながらひたすら書いた。まだ締め切りまで遠いので送ってはいないが、そんなに集中していたので書き上げた後はしばらくバーンアウトしていた。
バーンアウトから復活すると、また公募を探して書き始める。もう、公募の虜のようだ。
・桜の手紙コンテスト(2編)
・香・大賞(2編)
・芥川龍之介恋文大賞(1編)
・二十四の瞳岬文壇エッセー募集(1編)
・家の光読者エッセイ(1編)
以上が、小諸・藤村文学賞応募作完成後の10月下旬から今日までに応募または完成させたものだ。
どれも大切な応募作。どうか少しでも立派な冠を被せてもらえますように。
追記
少し嘘をつきました。
小諸・藤村文学賞は最優秀賞を獲りたいです。
最優秀賞受賞作しか公開されないので。
素晴らしい師匠を書いたものを広く読まれたくて、
「顔が怖い…。」
と言われながらも、最高の冠を目指して書きました。