【自己投資】ICLとレーシックって何が違う??効果やリスク徹底比較!!
みなさん、こんにちは!KENです!
以前、新宿近視クリニックでICLを受けた際の体験談を書きました。
ありがたいことに、たくさんの閲覧をいただいています!!
それ以降、ちょこちょこ相談をいただくようになったのですが、中でも多いのが「ICLとレーシックって何が違うの?どっちがいいの?」という内容です。
たしかに、思い返すと私も昔は違いがイマイチ判っていませんでした。
そこで!今回は、ICLとレーシックの違いを書いていこうと思います。
少しでも参考になる方がいれば幸いです!
まず、ICLとは??
ICL(眼内コンタクトレンズ)は、角膜と水晶体の間にレンズを挿し込んで視力を回復する眼科治療です。
簡単に言うと、目の中にコンタクトレンズを入れてしまう感じですね!
近視や乱視を矯正でき、米国FDAや日本の厚労省の認可を得ている安全な治療法です。
↓詳しくはコチラがわかりやすいです!
じゃあ、レーシックとは??
反面、レーシックは、角膜に専用のレーザーを当てて屈折力を調整し、近視・遠視や乱視を矯正する眼科治療です。
簡単に言うと、角膜を削って正常な厚さのレンズに調整する感じですね!
こちらも米国FDA(医薬品局)の認可を得ており、世界中で多くの人が手術を受けています。
日本でも2000年に厚生労働省からの認可を受け広く普及している、現在最もポピュラーな治療法です。
↓詳しくはコチラがわかりやすいです!
ICLとレーシックの違いは??
ICLとレーシックは、いずれも近視・遠視や乱視を矯正する点では同じです。
しかし、手術方法が大きく異なります。
前述したように、ICLは眼の虹彩の後ろにレンズを挿入する治療法。
レーシックはレーザーを用いて角膜を調整する治療法です。
効果や見え方などにも違いがあるので、比較表を作ってみました。
1.効果の持続性
ICLは半永久的な効果の持続性がある点がメリットです。
眼内に入れたコンタクトレンズは取り替えやお手入れが不要で、一生ものと言っても良いでしょう。
一方で、レーシックは生活習慣などによって近視が戻ってしまう可能性があり、再手術を受ける方もいます。
2.見え方の質
両者は見え方にも違いがあります。
ICLもレーシックも視力回復ができる治療法ですが、ICLのほうがより鮮明に見えると言われています。
ICLのレンズは精密で、クリアで立体感があり、よりキレイに見えるようです。
大事な目の手術ですから、せっかくならキレイに見える方が良いに決まってますね!
3.適用条件
レーシック手術は、日本眼科学会のガイドラインにより-10D以上の強度近視の場合は手術ができないことになっています。
角膜の厚さも400μm以上ないとNGです。。
ICLの場合は、これらに関係なく手術が可能な適応範囲が広い治療法です。
過去にレーシック適用外となった方も、ICLなら手術可能性があるかもしれませんね!
4.所用時間
手術の所用時間は、ICLが約15~20分、レーシックが約15分です。
いずれも短時間で済み、施術中は麻酔で痛みを感じないためストレスの少ない治療法のようです。
どちらも日帰りの手術ですが、レーシックの方が若干回復時間が早く、翌日には視力が回復し、裸眼での生活が可能です。
生活の制約も少なく、デスクワークなどの室内作業に限り翌日の検診終了後から復帰可能です。
5.術後のリスク
ICLは、感染症やまれに白内障を引き起こすリスクがあるとされています。
また、ICLは角膜と水晶体の間にレンズを入れるため、水晶体にダメージを与えてしまうリスクがあり、白内障につながるケースがあり、重度の場合は白内障手術をする可能性もあります。
一方で、レーシックも、合併症と後遺症などが残るリスクがあるとされています。
特にドライアイやハロ・グレア現象、近視の戻りなどが挙げられます。
ごくまれにケラトエクタジアという角膜不正乱視を発症することもあるようです。
いずれも実績のある手術法ですが、手術に絶対安全はありません。
事前の検査と医師とのカウンセリングでキチンと納得できるようにしておきましょう!
6.元に戻せる
ICLの特徴として、再手術をしてレンズを取り出して元に戻せる点があります。
見え方が納得いかない場合や視力が合わない場合などは、もとの状態に戻すことが可能です。
将来的に白内障などの別の眼科治療をする場合も、必要に応じて取り外して治療を受けられます。
一方、レーシックの場合、一度削った角膜はもとに戻せません。
近視の戻りによる再施術は、角膜の厚み次第で可能な場合もあります。
7.コスト
ICLとレーシックを比較すると、レーシックのほうが安価で受けやすい治療法です。
ICLは約400,000円〜、レーシックは約150,000円~が相場のようです。
いずれもそれなりに高額の手術ですが、基本的にいずれもメンテナンスは不要で、通常の眼鏡やコンタクトと違い、ランニングコストがかかりません。
長期的に見ると節約になる!という方もいることでしょう。
ICLとレーシック、どっちを選べばいい?
上記の通り、ICLとレーシックはそれぞれ特徴が異なります。
それぞれの違いを踏まえて、自分に合った治療法を検討することが大切です。
費用を抑えて視力回復したい:レーシック
費用をなるべく抑えたい方はレーシックが適しています。
ICL・レーシックともに視力回復と近視・遠視・乱視を改善する効果がある点においては同じですが、上述の通りコストは大きく異なります。
レーシックは10万円代から受けられ、術後は眼鏡やコンタクトも不要になるため、ランニングコストも抑えられるでしょう。
お財布に優しい手術法と言えるでしょう。
早めに仕事に復帰したい:レーシック
休みが取りづらい人や、早く効果を実感したい人などは、レーシックが向いています。
ほとんどの場合、翌日には視力が回復して裸眼で過ごせます。
そのため、手術翌日の検診後には仕事に復帰できます。
しかし、ICLについても手術翌日の検診後に復帰可能なことから、大きな差はないといえます。
乱視や強度近視でレーシックが適用でない:ICL
ICLは適応範囲が広く、レーシックでは適用できない強度の乱視・近視もカバーできます。
角膜の厚さが足りずに適用外となった場合も同様です。
レーシックが適用されない場合に、ICLの治療法を提案するケースが多くあります。
レーシックがだめだからと言って視力矯正自体を諦めるにはまだ早いかもしれません。
高品質な見え方にこだわりたい:ICL
より質の高い見え方にこだわる方は、ICLが適しています。
レーシックと違って角膜を削ることがないため、角膜の収差(わずかな歪み)が生じることがありません。
そのため、クリアで鮮やかな視界になります。
職業により安定的な視力が必要な方や、よく目を使う方はICLがおすすめです。
おわりに
いかがでしたか??
今回は、ICLとレーシックの違いを紹介してみました。
少しでも悩んでいる方の参考になれば幸いです!
また、最終的にはキチンと医師に相談して納得したうえで手術を決めましょう!
タメになった!理解が深まった!という方は、是非フォロー、スキ、コメントをよろしくお願いいたします!