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バイト求人サイトに掲載されている屈託のない笑顔の人達が怖い 


ガッツポーズなんてやめてくれ

バイトルやタウンワークなどの求人サイトに必ずと言っていいほど掲載されている人物写真。
おそらく職場の雰囲気を何となくでも求職者に伝えるために掲載しているのだと察しが付きますが、あれが心理的障壁になっているという人も少なくないのではないでしょうか。

ひきこもりを経験している私からすれば、あれはかえって、人を遠ざけていると思います。
重い腰を持ち上げて仕事を探し始めたは良いものの、おそらく普通に社会に馴染めているであろう人の屈託のない笑顔によって、胃がキリキリしてしまいます。
挙げ句、ガッツポーズなんぞされたら「社会不適合者は来るなよ」というメッセージを感じざるを得ません。

もしそういう人種を弾くためのフィルターとして、人物写真を添付しているのだとしたら本当に天才的ですね。
ほとんどコストをかけずに、ホンモノの社不を弾けるなんて、この仕組みを思いついた人は天才としか言いようがありません。

人が居ない職場はない

このように人を忌み嫌っている私ですが、残念ながら人が居ない職場は存在しません。
上述の画像の代わりに、フリー素材を用いているところもありますが、働いている人々はフリー素材の人ではありません。

262の法則より、必ず私を嫌う人が2割は存在するのです。
これは自然の摂理のようなものなので、どうすることもできません。
従って、バイトで収入を得ようとするなら、陽キャ(場合によってはDQN)属性を持つ人達と上手いことやっていかなければならないのです。

親睦を深めるといったことが不可能でも、波風を立てないくらいの距離感をキープする必要があります(私にとっては無理ゲーです)。
それが無理なら作業所や障害年金、生活保護といった福祉制度の活用も検討しなければなりません。

普通に生きることがこんなに難しいとは、小中の頃は夢にも思いませんでした。

普通に固執しすぎないほうがいいのか

世論的には引きこもりがおかしい人で、働いてる人が普通の人とされています。
だからこそ、引きこもりが社会問題と化しているのです(引き出し屋とか一時期話題になりましたよね)。
もしもこれが逆転して、引きこもりという状態が普通になれば、仕事を強制的に辞めさせるサービスが横行するはずです。

結局は普通か否かなんて明確な基準があるわけではなく、社会が恣意的に決定しているに過ぎないのです。
もし今以上にAIが発達して、仕事をしなくても生活できるようになったら、きっと労働者が異端扱いされますよ。

でもそんなことを主張しても、社会からは異常者扱いされるのが関の山です。
冷笑主義者からは「馬鹿なことを言ってないで働けゴミ」と言われるに決まってます。

やっぱり生きやすくなるためには、そういう普通から少し距離をおいてみるのが得策でしょう。
まぁ生計を立てるためには、盲目的に普通に従わないといけない社会なのが辛いとこですね。


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