見出し画像

CIA 公認内部監査人 試験へ向けての姿勢や考え方 ポイントは2つ

今回は具体的な試験対策というよりは試験へ向けての姿勢や前提の考え方をお伝えしたいと思います。
結論から言ってしまえば
1.試験がスケールドスコアであること
2.試験中はメンタルコントロール(集中力)が重要であること
の2つがポイントとなります。

1.試験がスケールドスコアであること
スケールドスコアの詳しい説明は他の方にお任せしますが、身近なところではTOEICのスコアと同じような考え方です。 単純に1問1点、100問で100点満点の試験ではないということです。 各PART250~750のスコアで600点以上で合格のようです。 このスケールドスコアであるが故に以下2点が重要だと考えます。

①簡単な問題で着実に点数を積み重ねる
これは鉄則です。逆にいうと簡単な問題ほど絶対に落とさない。正確なスコアロジックはわかりませんが、他の受験者が正解しているような簡単な問題を落としてしまうと、難しい問題に正解できても得点されない可能性もあるようです。受験生には「基礎をしっかり学ぶこと」「本試験ではしっかり見直しをすること」が求められると思います。 私は実際の試験の時に簡単な問題は「ファイナルアンサーか?」と3回確認しましたw

②全問正解を狙わない
ちょっと都市伝説的ですが某受験校の話では「本試験で採点されない問題が全体の10%程度ある」ようです。なので最初から無理に全問正解を目指さず、難しい問題はマーキングをして後回しするのが得策かと思います。 それよりも①の簡単な問題でしっかり得点することに時間を使うのが良いでしょう。 
それじゃあ採点されない10%って何なの?と思いますが、「出題者側が作成した新しい問題をお試しで本試験に入れている」といったイメージかと思います。 新しい問題を入れて受験者の正答率など様子を見て難易度調整や内容の検討材料としているようです。えええって感じですね。

2.試験中はメンタルコントロール(集中力)が重要
当たり前だろ!と怒られそうですが大切だと思うのであえて書きます。
理由は、①本試験時間はPART1.2.5時間、PART2.3が 各2時間 とかなり長時間であること、②試験問題のほとんどが初見問題であることです。
実際の試験で私が体験したこと(PART2不合格の時)をそのまま書くと、
手持ちのテキストおよび問題集を数回まわしてそこそこ自信がある状態で試験に臨んだのですが開始10分、最初の10問で全く手応えがなくこの時点で心折れましたw その後も立ち直れず撃沈w 知識が足りなかったこともありますが、最大敗因は集中力を欠き問題に向き合えていなかったことです。
そこで以下のように自分に言い聞かせました。(実際本試験の時にそう考えながら臨みました)
10問目) 約10分後
ここまでで手応えがほとんどない。でも想定通り、ここからがスタートだ!
50問目) 約50~60分後
ここからが正念場だ!簡単な問題を絶対に落とすな!
80問目) 約80~90分後
ラストスパートだ。最後までやり抜け!
100問回答後) 約100~120分後
最後にもうひと踏ん張り。もう一回見直し、問題を再確認して正解を絞り出せ!
こんな感じでなんとか合格できました。これはあくまでも私の例ですが、
大切なのは「初見問題に動じないメンタル」「2時間または2.5時間をやり抜く集中力」かと思います。対策を検討してみてはいかがでしょう。

以上、なんか今回はダラダラ書いてしまいました。
次回は試験対策、勉強方法全般について触れたいと思います。インプットとアウトプットのバランス、練習問題の解き方、本試験申込のタイミング(能力レベル)などなど


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?