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EMARF CONNECTのローンチ記念イベントに参加しました

こんにちはオープンコラボレーションハブLODGEです。

以前LODGEのプロジェクト※でご一緒したVUILDさんによる新サービス、
EMARF CONNECTのローンチを記念したイベントに参加しました。

EMARFは木製ものづくりのデザインからパーツに加工するまでの工程を、オンラインで完結できるクラウドサービスです。新サービスではスタッフへの技術相談や、工房の利用、設計知識を学べるワークショップなど様々な会員限定コンテンツが用意されており、最高の環境で木工製作に取り組めそうです!

今回はトークイベントで紹介されたサービスの展望や思想、EMARFを使ったプロジェクトやアーティストによる製作事例をご紹介します。

※LODGEとVUILDさんとの共同企画「LODGE Remote Work Kit」
「LODGE Remote Work Kit」はリモートワーク向け木製家具をオープンソースで公開する試みです。プロジェクト参加社員の一人ひとりの課題にあった家具を自ら設計、EMARFのサービスを通じて実際に形にするところまで行いました。VUILDスタッフさんによるワークショップや技術面のサポートのおかげで、設計が専門でないヤフー社員でも家具を形にすることができました。


EMARF CONNECTが目指す、ものづくりの自立分散型組織(DAO)

EMARF CONNECTにはプラットフォームでの交流機会や、デザインフィードバックを求められる環境が用意されています。将来的にはさまざまな専門家集団が集まってきて、そこでプロジェクトが自然にまわっていくような状態を目指しているそうです。
運営者と参加者の関係が溶け合って自発的に成り立つ組織、DAO(自立分散型組織)が最近話題になっていますが、ものづくり組織にこの思想をいち早く取り入れているのがとても印象的でした。


植栽什器からアート作品…EMARFでつくられた様々なプロジェクト

VUILDさんはR&Dや教育ワークショップなど、様々なパートナーとのプロジェクトを行っています。PLAY DISTANCE(コロナ禍の2mの距離を楽しもうという企画の什器)、植栽のパーツを部品化した「拡張生態系ポッド」などのユニークな事例が紹介されたほか、アーティストによるEMARFを使ったメイキングのシェアがあり、制作されるジャンルの幅広さに驚きました!


職能のアップデート「つくるをひらく、みんなでつくる」

株式会社LIFULLと行った伊豆下田でのワークショップは「工具を使うのも初めて」、「設計ツールも全く使えない」という人も多い中でのものづくりの事例だったそうです。作り手に寄り添いながら、意欲を引き出していくワークショップ運営の重要性を強く感じました。

技術がオープンソース化された時にそれぞれの価値観から技術にアクセスでき、新しいものが生まれる。こうした協業ものづくりの環境がEMARF CONNECTで開かれていくのがとても楽しみです。



EMARF CONNECTのメンバー募集は、今月6月末まで行なっています。
次世代のものづくりプラットフォームに興味のあるかたは是非、応募してみてください!


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