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歌が生まれるとき

[今日の短歌]何気ない日々の一コマその中のドラマに触れて歌が生まれる

毎日の短歌を始めて

Noteを始めたのは3月21日。新型コロナウイルスと言う見えない脅威がじわじわと押し寄せてくる中、その渦中の気持ちを記録しようと思い立ちました。どうせ記録するならば、ちょっと他とは違った角度から記録してみたいと思い、オリジナルの短歌と写真、短いエッセイを添えることにしました。六甲茂子(ロコモコ)と言う親父ギャグ丸出しの雅号も付けてみました。

以前にも書きましたが、しばらく地域の短歌会に所属したことがあります。残念ながら仕事があまりにも多忙を極め、休会せざるを得なくなり今に至ります。でも、その後も自分なりに下手ながらも短歌を作りためていたので、それらを発表する場所も欲しいと思っていました。その点Noteは気軽に始められるのでなかなか良いかと。

自分で自分にノルマを課して

Noteを始めた頃は、短歌のストックがたくさんありましたので、勢いに任せて日に三首ずつ出していましたが、どうも粗製濫造感が拭えず、途中からは一首に減らしました。

ストックも少なくなってきたし、テーマに合う歌が見つからない場合もあり、そのような時は間に合わせの歌を慌てて詠むことも。毎日短歌を投稿するのは、相当キツい事がわかりましたが(「最初に気付けよ」と言いたいところですが)、宣言してしまった以上はもう暫くは続けないと。

短歌はいつ詠む?

「さあ詠もう!」と思っても、歌はおいそれとは浮かばないものです。私の場合、短歌が浮かぶのは、仕事帰りの車の中が殆どです。朝から仕事終了時までは、頭と心が「仕事モード」になっているので、短歌を詠む余裕はありません。帰宅後は「家庭モード」にスイッチが切り替わり、これまた、短歌は隅に追いやられてしまいます。

だから、帰宅途中の車の中と寝る前のひと時が短歌タイム。もちろん、気分が乗ったときだけですけどね。日常の一コマに潜む、ちょっとしたドラマに触れた時、幾つかのフレーズが浮かべば、それを覚えておきます。

何度も校正

最初はノートに手書きしていたのですが、校正の度に消したり付け加えたりが面倒くさいので、スマホ内のメモ帳に記録することにしました。

この方法が今のところいちばん合っているようです。寝る前、家族がそれぞれ自分の事をして一人になれる時間に、車の中で浮かんだフレーズをメモ帳に書き出し、それをもとに少しずつ肉付けしていきます。

残念なことに、「良いフレーズが浮かんだ!」と思っても、忘れてしまうこともしばしば。すぐメモれば良いのですが、運転中だとそうも行きません。

31文字にうまくハマれば、同じテーマで何首か詠み、メモ帳に記録しておきます。それをしばらく経ってから見返してみると、大抵ひどく陳腐に思えてきますので、手を入れて、もう一度校正して… これを繰り返してばかりです。百首詠んでも、満足がいくものは1、2首のみ。

それでも、楽しいので、ぼちぼち続けています。Noteには素晴らしい歌を詠まれる方がたくさんおられ、すごく勉強になりますし、モチベーションも上がりますね。これからもしばらくは短歌+写真+エッセイという形態で日々の出来事をアップしていければと思っています。



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