「地元愛はマストじゃない」23歳の地域活動家・長島裕樹
自称「自己中」
ほんと僕は自己中です。好きなようにやってるので。笑 みんなが就活してる中、地域メディアうごかしてるからね、みんなと一緒のことができない。自分がやりたいように事を進めているってことです。
ー23歳、四大卒。早くも「2社目」だとか。
紆余曲折あって、最初就職した都内の不動産会社を2週間で辞めたんです。会社の掲げているものと実態のギャップをすごく感じて、いまいちしっくり来なくて。自分のやりたいこととは違うかな~と思ったので。
谷津labをみてくれていた現職の取締役からオファーいただいていて、一度は既に内定が決まっていたのでお断りしていたんですけど、やっぱり自分のやりたいことができるのはここだな、っておもって。まさにこの席(ヤツカフェの窓際の席)でお話して、働かせていただくことになりました。
Local とWelcomeで「LocaM(ろーかむ)」
"地元へようこそ"と言えるような地域メディアをつくりたい
「習志野に住んでいる人が習志野のことをもっと好きになれるメディア」にしたいんです。
「地元にようこそ」って人に言うためには、その人自身が地元のことを好きになる必要があると思っていて。習志野市が好きな習志野市民が増えるってことは、習志野をおすすめしてくれる人が増える。そしたら習志野市を訪れる人が増えて、地域活性に繋がると思ってます。
そんな風に習志野市民の人たちが、習志野市に知り合いを呼びたくなるくらい、もっと好きになってくれるのが目標。そのきっかけになるメディアにしたいと思ってます。
始まりは22歳で始めた"ド"ローカルメディアの「谷津LAB(ラボ)」
大学生の頃にインターン先と面接をしたんですけど、そこの社長さんと話した時に、自分は日本中を一人旅していたことがあったので、各地の魅力を知っているのが強みで、って伝えたら「じゃあ長島くんの地元の魅力ってなんなの?」って訊かれて、自分の地元は盲点だったな、と思って。
それで、改めて自分の地元、谷津の魅力ってなんだろうって歩き回って見ていったら、「意外と色々あるやん」と思ったし、それなのに広めてる人って全然いないよなあって思ったので、自分がやったら面白いんちゃう?と思って始めました。
「地元愛」はマストじゃない
僕は、地元愛が元々すごくある訳じゃないんです。自分も色々やってく中で面白いと思えたから、今も地元で地域活動を続けている感じです。始めて1年くらいやってると顔の見える繋がりができていって、他の地域活動家の人達とも沢山繋がっていって、より「谷津面白いな」と思えてきて、「もっと盛り上げていきたい」って思いも強くなっていって。
「好き」からじゃなくても始めていいんですよ。面白がることから始めていいと思うんです。僕自身、地元をもっと好きになるのが目標でもあります。
将来的にはこんな風に”メディアを通じて地域を面白がる活動”の拠点を、日本中に広げていきたいと考えています。
習志野市民の人たちに伝えたいこと
LocaM、ぜひ見てもらいたいですね。習志野に特化した地域メディア
人に密着してインタビューするメディアを中心に、習志野市に住んでいるのがもっと楽しくなるコンテンツを作っていく予定ですので、これからよろしくお願いします!
「地元愛はマストじゃない」。「愛あってこそ地元で活動できる」と思っていたので、そうじゃなくてもいいというのはまさしく盲点でした。習志野愛を育むメディアの代表であり、習志野をジャッジする市民として冷静な目線を持ち合わせている。それが長島さんの強さな気がします。
(ライター・山口絢香)
LocaMでは、これからも習志野に住む人が習志野をもっと好きになるきっかけを発信します!
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