小説家の読書感想文「赤と青のガウン」
Ola, que tal ?
Loca Hermana の世界へようこそ👠
絶賛帰省中のロカでーす😃(2ヶ月ベビーと一緒)
帰省中、両親に娘を見ててもらって何度か外出しましたが、書店で購入したのが、今話題の本です。
三笠宮家の彬子女王殿下の書籍、「赤と青のガウン」。女性皇族として初めて博士号を取得された、殿下のイギリスでの留学記です。オックスフォード大学に留学されていた彬子女王殿下が、留学中に、論文執筆に苦労したり、たくさんの友人に恵まれたり、格安航空に乗って旅行したら茶色のパスポート(皇族は外交旅券)に不審がられたり、エリザベス女王とのお茶会(⁉️)など、面白い体験談の数々は本当に読みごたえがあった。知的で読みやすい文章はまるで小説のようであり、ちょこっとだけイギリスに留学経験がある私は共感するところもあり、途中から皇族が書かれた本であるのを忘れ、友達が書いた日記を読むような感覚になっていた。そんな事書いたら不敬罪ですな。
失礼ながら私は彬子女王殿下についてあまり知らなかった。彬子女王殿下や妹の瑶子女王殿下についても全然知らなかったし。そのご両親についても無知で、信子妃殿下が、麻生太郎の妹で、彬子女王殿下が、麻生太郎の姪っ子であるとは最近知ったぐらいのレベル。アラサーの私は、眞子さま佳子さまと同世代ぐらいで、自分と近い年齢の女性皇族には親しみを感じるものの、それ以外の方にはあんまり興味が無かった(不敬罪2回目)。
彬子女王殿下が、日本のプリンセスであるにも関わらず、その特権を全然使わず、1人の学生として留学生活を送り、論文執筆に苦労した姿は、皇族と言っても、同じ人間なんだなと親しみを感じた。
X(Twitter)でバズった面白い本です。みんなもぜひ読んでみてね!