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転職記⑱(スタートアップに集まる人々)

新しい会社にも慣れ、仕事でエンジニアや営業の人達と関わる機会も増えてきました。
社長と他数名以外全員転職組ということもあり、打ち合わせ前後の雑談ネタとして前職の内容や今の会社に入った経緯についてよく話しています。

今回はそんな雑談を通じて個人的にリサーチした同僚達の経歴についてまとめてみたいと思います。

1.前職は大企業

このパターンが一番多い気がします。
私と同様にメーカー勤務だった人が多く、メーカーの事務職だった人やエンジニアだった人、かなり皆が大手出身であることが徐々にわかってきました。

そして中にはMBAホルダーの方や、英語と中国語を話せる人、その業界では有名なエンジニアの方、、、皆の経歴がとてもすごいことに徐々に気づき始め、皆のお給料が高い理由が少しずつわかってきました。

2.社長の知り合いから入社へ

次に多いのが、もともと社長の知り合いだったという人です。大学時代の友人だった人、その友人の奥様、社長の知り合いを通じて紹介された人。
転職活動とは異なるルートで入社された人も少なからずいます。
こういう人事もスタートアップあるあるかもしれません。

3.業務委託として入社する人々

そして、業務委託という形で入社される方も数名いらっしゃいます。半日だけの勤務や週3日だけの勤務スタイルの人。特定のプロジェクトに携わるために一時的にお世話になっている人等。

彼らは個人事業主であったり、人材派遣会社から派遣されていたりするのですが、いわゆる「フリーランス」という立場で、複数の会社と同時に仕事をされているケースもあるようです。
私はかつて「フリーランス」という働き方に憧れがあったのですが、そのためにはどのようなスキルが必要となるのか、彼らの仕事ぶりから色々なことに気づかされます。

4.役員はどんな人?

現在の会社には役員が4名います。
海外の大学での研究過程を経て創業したCEO、外資系での物凄いキャリアを持ったCOO、公認会計士で監査法人勤務を経て入社されたCFO、弁護士資格を持ちスタートアップ数社での監査役を経て入社された監査役。

皆がとてもすごい経歴であります。

5.必要な人材とは?

入社した会社は「製造業」です。社員数も40名を超える規模になりました。

現在は研究開発部門、営業部門、管理部門の責任者を役員の方が兼任されています。
私は管理部門のスタッフとしてCFOのもとで働いていますが、自身の製造業での実務経験がとても役に立っていることに気づきます。
役員の方は超プロフェッショナルな人ばかりですが、組織運営に必要な実務経験に乏しかったりします。その点を埋めるために自分が採用されたのだと思います。

同時に、役員の方々と一緒に仕事をする中で、自分にはアカデミックな視点が欠けていることにも気づきました。
前職では「どうせ必要ない」と思い、セミナーを受けたり、週末に仕事をすることはあっても、関連する勉強をすることはあまりありませんでした。
でも、これからは少し理論的なことも知識として習得していきたいと思っています。


こういう気づきを得られたのも、スタートアップに転職したおかげです。
転職して約2ヶ月が過ぎましたが、今は転職して良かったと心から思っています。

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