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僕と、リズムアンドベタープレス。

東京・森下にある活版印刷屋兼立ち飲み屋のRhythm and Betterpress(リズムアンドベタープレス)がクラウドファンディングを実施中(6月18日現在:終了まであと10日ほど)。

https://camp-fire.jp/projects/view/279852

まずは上記リンクにアクセスを是非とも!
活版印刷屋兼立ち飲み屋、という不思議な業態のお店の魅力が十分に伝わっている内容です。
リターン内容も魅力的で、まず、全ての支援者にはDJ MIXが贈られます。

DJ工場長(宍戸祐樹)による選曲を、「片想い」「ザ・なつやすみバンド」等で活躍中の音楽家、mantaschool(a.k.a. MC.sirafu)さんが特殊mix&マスタリングでドープに再構築。ヴィンテージレゲエ&ソウル他、ルーツブラックミュージックを中心とした内容を予定しています。
(※Campfireプロジェクト:活版印刷と立ち飲み屋【リズムアンドベタープレス】を存続させてください!https://camp-fire.jp/projects/view/279852
より引用)

このnote記事のトップの写真(リズムアンドベタープレス店内)に映っていますが、リズムアンドベタープレスでは店内BGMが工場長の私物であるレコードで鳴らされていて、とってもいい感じです。今回のDJ MIXは工場長の選曲を音楽家のmantaschool(a.k.a. MC.sirafu)さんがMIX、ということで、激レア音源になること必至!なので是非ともこの機会にゲットです。
そして、グッズもどれもめちゃかわ!

※リターンプロダクトはRhythm and Betterpress店頭にて受け取りをお願いしております。万が一郵送をご希望の際には、お支払い画面の備考欄に「発送希望」と必ず記載をお願いいたします。 (国内発送のみ)
(※Campfireプロジェクト:活版印刷と立ち飲み屋【リズムアンドベタープレス】を存続させてください!https://camp-fire.jp/projects/view/279852
より引用)

リターンプロダクトの受け取りは基本店頭で、とのことですが上記のように国内はどこも発送してくれるようです。
店舗に興味があったけど、まだ行ったことがなくて…な方はこれを機会にはじめて行ってみる、というのもいいかもしれませんね。

6月から立ち飲み営業も営業時間短縮、人数制限有りで再開しているようです。


何故、こんなに僕がこうして(勝手に)宣伝しているかというと、僕の東京での生活が楽しくなった理由は、絶対にリズムアンドベタープレス(とその周辺の素晴らしい場所たち)があったからなのです。

森下周辺の面白い場所たちについては様々なメディアで紹介されています。ちょっとまとめてみました。

1.Yahoo!ニュース


2.アネモメトリ -風の手帖-
『自分でつくる公共 グランドレベル=1階の試み』
※リズムアンドベタープレスから徒歩5分程度の喫茶ランドリーをメインとした特集記事

https://magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp/feature/7893/

リズムアンドベタープレスについての箇所は以下リンクから。

https://magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp/feature/8175/4/

3.numooo
『昼間は活版印刷所!?誰でも仲良く慣れる「リズムアンドベタープレス」は新しい飲み屋のカタチだった』


ここからは僕とリズムアンドベタープレスについて。


急な異動命令により、僕が東京に引っ越してきたのは約3年前。それまでは関西から出て生活したことはなく、知り合いも皆無な東京にやって来たときは不安でいっぱいでした。
両国、という街を選んだのは本当にたまたまで、2週間程度で家を決めなければいけなく、職場からほどよく近い距離、大学時代に仲の良かった先輩たちが近くに住んでいる、という勢いで決めた物件に住み始めました。
「新宿にもすぐ行けるし、家の近くは遊ぶところがなくてもいいか」という気持ちで、僕の東京生活はスタート。
ある日、職場のしょうもない飲み会の帰り道、ふと通りかかったコンビニの前に設置されたテーブルでギターを半田付けしている、という光景に遭遇(文章にすると変な光景過ぎてわかりにくい)。そこが通称レコードコンビニだと知りました。

いきなり通りかかった僕に対しても、ロン毛のレコードコンビニ店長(ぱっと見怖い)は飄々とした佇まいで『へえ〜割と近くに住んでんの?またおいでよ』と声をかけてくれ、そして来ている常連さんたちの【何だか得体の知れない雰囲気だけど、優しい感じ】というのが居心地が良さそうで、次の日からレコードコンビニに通う日々に。

ある時、いつものようにレコードコンビニで遊んでいると、常連さんの一人が『森下に面白い店ができたみたいだから行ってみようよ』と、オープン当初のリズムアンドベタープレス(みんなの言い方だと【カッパン】)にみんなでぞろぞろと。

僕はお酒のある場所のいいところ、というのは人々が一度、一緒に飲むと緩やかな連帯のようなものが生まれることだと思うのだけど、まさしくそんな日だった。気づけば縁もゆかりもなかった東京の街に、ど田舎出身の僕が愛着を持ち始めていました。

リズムアンドベタープレス店長の工場長、こと宍戸さんは僕たちからこんなことしたい、とかいう話をすると『うちの場所で何かしたい、って思ってくれるなら何やってもいいよ。』と言ってくれる。

その優しさに甘えて僕が大阪で参加していたバンドBagus!の白川さんが東京に来た時にはライブイベントをしたり。テラスハウスを語るイベントをしたり。レコードを作っている常連がレコードを作るイベントをしたり…。

気づけば僕の東京生活には本当に欠かせない存在になっていました。
こんなにいい場所を楽しませてもらって贅沢だな、と思う日々なので、繰り返しになりますが、ちょっとでも興味がある人は一度足を運んでみるべきです。
行った際には、リズムアンドベタープレス工場長こと宍戸さんはメガネと髭で武装していますが、実際はとってもシャイで可愛い人なので勇気を持って話しかけてみましょう。工場長も緊張しながらも、なんかいい感じに話してくれると思います。

https://randbpress.com/


シャークくん
https://twitter.com/lno_glK

  

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