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英令目野ピイはお薬を使った! 頭痛が回復した!

以前、noteに投稿した記事で、お酒を飲まないことを書いた。
私は煙草も吸わない。ギャンブルもしない。危険薬物にも手を出さ、出さ、出さささささななないいいいい。おい、怪しまれるぞ。

一般的に中毒性があるとされるものと、まるで関わってこなかった。

そんな私だが、最近、ちょっとこれはやりすぎではないかと思っているものがある。

なにかというと、薬だ。危険ではない(とされている)タイプのお薬だ。

お薬には本当にお世話になっております。今後ともどうぞごひいきに。
私のお薬の飲みっぷりといったらもう。まるでキャンディをなめるように口の中に放り込むのだ。

いったい、何の薬をそれほど飲むというのか。
もっとも頻度が高いのは頭痛薬だ。資産もない、コネもない、知識がなければ教養もない、そんな私が唯一持っているものが偏頭痛だ。
偏頭痛持ちにはこの気持ちをわかってもらえると思うが、頭、めっちゃいった~い!!のだ。

その痛みたるやひどいもので、一度偏頭痛からの攻撃を受けたが最後、平日の昼間からごろごろ~ごろごろ~としていたくなってしまう。ここで問題なのは、偏頭痛からの攻撃を受けていないときもごろごろしていたいというところだ。

多少の痛みならば歯を食いしばり耐え抜くこともできよう。だが、一度騒ぎ出した偏頭痛は、私の脳細胞の一つ一つを乗っ取り、互いに手を取り合いながら痛々ダンスを踊り出す。痛みはどんどん拡大していき、ズキズキがガンガンに変わり、眼球の裏が爆発し、あまりの痛さゆえ、吐き気まで催すほどだ。

そうなったらもうお薬を飲まないわけにはいかない。薬を飲めば、痛みは一発で消え去るのだから。

他にも私は、腰にヘルニアという行楽地を二か所も抱えている。頭痛薬とは別の、腰のための鎮痛薬が二種類。ちょっと強めの薬なので胃薬も二種類。

ちょっと薬に頼り過ぎてはいないか。
そう感じ、私はお薬ダイエットに挑戦しようと決めた。

まず、少しの痛みくらいではへこたれない体づくりだ。
頑健な身体を手に入れれば、薬に頼る必要はなくなるはずだ。

そう信じ、ランニングから始めた。それも一日に複数回だ。
まずは朝。
その距離、布団からトイレまで。

そして昼。
デスクからトイレまで。

こんなことを繰り返していると、周りから見て「ただお腹痛い人」という認識しかされなくなる。しまいには「胃腸薬をあげようか」とさらなるお薬をお見舞いされてしまう。

こんなことではダメだ。
私は真剣にランニングを始めた。
眠い目をこすり、重たい体に鞭打って、町内を走った。
有酸素運動のあとは筋力トレーニングだ。腰回りを鍛えれば、腰痛対策にもなるはずだ。
たまにへこたれちゃう日もあった。それでも私は頑張った。

そしてついに・・・
私は2キロもの減量に成功した。
やった! ダイエットは成功だ!

あれ? 趣旨変わってない?


とにかく、私は痛みをよく観察し、薬が必要なときとそうでないときを、しっかり見極めるようになったよっていうだけのお話。

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