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恋人の写真を撮りたい話。

眠る間際は、ラーメンにたまに入っているほうれん草、意外と美味しい…みたいなことを考えているとだいたい寝ています。れもん牛乳です。

先日、恋人のれいくんがバレンタインのお返しにと夢の国への招待状をプレゼントしてくれました。
体験系のプレゼントを貰うのが人生ではじめてだったので、めちゃくちゃ感動しております。

ありがとう、れいくん。


平日の混み具合はそこまででもありませんでしたが、春休みだし、めちゃくちゃ学生さんいるし、カップルもたくさんいたしいろんな人がいました。

夢の国ということもあり、一眼レフやスマートフォン…お客さんはだいたい、みんなそれぞれ持参したカメラで写真を撮る。撮りまくる。
私もれいくんの写真を撮れる機会があまりないので、めちゃくちゃ撮りまくっていました。………どういうこっちゃ。

そもそも付き合ってもうすぐ1年になる私たちですが、写真がほぼありません。
二人で訪れた珍しい場所や風景の写真はたくさんありますが、ツーショットは片手で数えられる程度。
私が持っているれいくんの写真は、だいたいカメラに向かって仏頂面で中指を立てるれいくん。どういうこっちゃ。(2回目)

それでもカメラロールに保存されているれいくんの(綺麗に撮れている)写真はだいたい、彼のバイク仲間でカメラが趣味の方が撮影したもの。
本人曰く、ヘルメットを被らないとカメラを向けられるのが恥ずかしいらしく。
私が撮れるのはせいぜい後ろ姿とか、ブレてる写真とか、…中指を立ててるやつとか。


インスタ映えとは言わないけれど、
恋人の写真って
欲しくないですか?


私は今、全女子にこれを聞いてみたい。

そして全男子に聞きたいのですが、


やっぱり写真を撮りたがるのは
女子供ばかりなのでしょうか?


私にめちゃくちゃたくさんの友達がいたらぜひアンケートを取りたい案件ではありますが、残念ながら友達が少ないのでそれは出来ませんでした。


そもそもなぜ、写真が欲しいのか。


私はれいくんとのラインのトーク画面の背景を、彼の写真に設定しています。

比較的最近行ったデートスポットで、必死こいて盗撮(笑)したうちの、一枚。
ぶれていなくて、顔が写っている奇跡の一枚のために、出先で結構頑張って写真を撮るのです。

会えない時は寂しいけど、それを見ていると元気が出ます。
画角や写真の縦横などでトークルームの背景としてはボツになってしまった写真も、寂しい時に眺めては、(私の恋人素晴らしい…)と思って幸せな気持ちになるのです。

さらに言えばこの幸せを味わうための写真は、れいくんの男友達がめちゃくちゃ高いであろう一眼レフカメラで撮ったバッチリ決まっている写真よりも、私が一緒に出かけた先で、iPhoneで撮ったややブレ写真の方が価値があります。異論は認めません。

……ちなみに今こいつやばいなと思った人、そういう目で見るのは辞めてもらっていいですか。


なお少し話は逸れますが、ディズニーにいるカップルやインスタグラムを見ていても分かるように、逆に彼氏が必死こいて彼女のソロ写真を撮りまくったり、彼氏自らカメラを持って二人で自撮りするカップルというのはーーーーーー彼氏の趣味が写真を撮ることであるか、もしくは彼女が美人なのです。そして後者多め。両方の人もいる。

私だって、ご飯を食べたり道を歩いてるだけで可愛い可愛いと写真を撮ってもらえる顔面に生まれたかった…。
しかし異性の評価とは正直なもの。
だいたい写真を撮られない女というのは、顔面偏差値的にそういうこと、です。
だから顔よりもおっぱいばかり撮られている人は…、今後もおっぱいで彼氏を繋ぎ止めるしかありません。(独断と偏見。例外もあると思いますので彼氏にあまり撮られないみなさんもどうか怒らないでください。お願いします。)

同志の皆さん、与えられた顔面で強く生きましょう。


だけどやっぱり、顔面、インスタ映えするに越したことない。


これは異性といわゆる〝お付き合い〟する年齢になってから何となく察しています。
だって人間、自分の彼女が橋本環奈なら絶対に死ぬほど写真を撮ると思うのです。


まあそんなことはいいとして、ツーショットは贅沢だから諦めますが、せめてれいくんのピンショットを……ソロ写真を………と思いながら毎度カメラを構えています。
しかしながら写真に対する価値感というのは男女間に埋まらない差があるような気がしました。

写真以外にも一般的に、会えなくてもLINEなどの連絡もそんなにたくさんはいらない、そのうえ写真もあまりこだわらない、………といわれている男性という生き物、一体恋人の何を糧に生活しているんですか?

寂しいという感情をどこかに忘れてきたのですか?

そのタフさを分けてもらえないですか?


そんなことを思いながら、また次回もiPhoneを片手に、アイドルオタクよろしくれいくんを追いかけ回すであろう、れもん牛乳でした。


#恋愛 #恋人 #デート #写真