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【SDGs勉強会レポート】マインドフルネスについて学ぶ

こんにちは!
ラバブルマーケティンググループのSDGs推進を担当している相澤です。

4月22日は「アースデイ」でしたね🌏
地球のことを考えて行動する日として、世界175カ国、約5億人が参加するとも言われるビッグイベントです。
私はミートフリーマンデーならぬミートフリーアースデイとして、その日はお肉を食べるのをやめてみました😉

「マインドフルネス」のワークショップを開催!

さて今回は、4月20日に行った「マインドフルネス」のワークショップの模様をお届けしたいと思います!

こちらは、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」をベースに、勉強会やワークショップを、SDGs推進の取り組みの一つとして今年から始めることになりました。
学びや体験する時間をみんなで共有し、各々が何かしらの気づきを得る機会となればと思っております✨

第1回目のテーマは「マインドフルネス」。
弊グループには、4月1日に新卒・中途含め多くの方が入社しました。
環境の変化に伴う心身への影響は誰しも少なからずあると思います。
そのような心の機微を放置せず、自覚し、受容することで、健やかに働ける環境づくりができたらと思い、1回目のテーマとして選びました。

講師には、主に法人や経営者向けのワークショップを行われている株式会社Lay代表取締役 野村里奈さんをお招きしました。

「マインドフルネス」とは?

「マインドフルネス」は、端的に言うと“「今ここをありのまま」に観ている状態のこと”。

言葉だけ聞くと少し難しいですね笑

「マインドフルネス」を理解するにはその逆の「マインドレスネス」を知ると分かりやすいそうです。

私たちは普段、過去や未来、物ごとの良し悪し・優劣・損得を考えている、「心ここにあらず」の状態、つまり「マインドレスネス」だそうです。

しかも、起きて活動している46.9%もの時間が、そのような状態だそう!

この数字に驚きませんか?!

(マインドレスな状態)

それに対して「マインドフルネス」とは、過去や未来、物ごとの良し悪し・優劣・損得をつけず、「今ここ」の現実をありのままに感じることを言い、「マインドフルネス」な状態だと安定して穏やかな気分でいられるようになるそうです。

(マインドフルな状態)

「マインドフルネス」の主な効果とは?

「マインドフルネス」は、結果として以下のような効果が得られるそうです✨

・ストレスに対する回復力の向上
・集中力の向上
・感情調整力の向上
・自己認識への変化
・他者を思いやる心の向上
・心の知能指数 EQ の向上
・免疫力機能の改善
・睡眠の質の向上

脳科学などの科学的根拠に基づいた報告も多数されており、これまでは個人にもたらす効果に焦点があてられていたようですが、昨今では企業やチームで導入するメリットも注目されているそうです。

いいことづくめですね!
この後の体験にますます期待が膨らみます💓

「ストレス」を知る!

さらに「職場におけるストレス」についても教えていただきました。

「ストレス」は「自ら生み出すもの」と「外部環境によって生み出されるもの」に大きく分類でき、前者はさらに以下の3つに分けることができるそうです。

  1. 「自分自身の感情を抑制したり、逃避することで生まれるもの」
    ある事象に対する自らの解釈によって落ち込んだり、不安になったり、さらには胸がドキドキしたりし、結果的に意欲的になれなくなること。

  2. 「自動思考によるもの」
    何かの事象に対し「きっと起きるはずであり、それが起きたらひどいことになる」とただただ思い込むことで、反射的に思ってしまうこと。

  3. 「反芻思考によるもの」
    過去の辛い経験など、ネガティブな感情が紐づいたままずっと繰り返し考えてしまうこと。

社員へのアンケートでコメントが多かったのは、2の「自動思考」でした。
自動的に、反射的に感じることなので、普段から自分の思考や感情と向き合っていないと気づくのは難しそうですよね😲

この一見当たり前と感じることが、日常生活において気づいていないことが多いと知り、そういうことが自分に起きているんだと知ることの重要性を感じました。

そして、上記3つは「マインドフルネス」の実践によって変化が期待できるとのことです!

逆に後者の「外部環境によって生み出すもの」、例えば業務負担や報酬、組織風土などはアンコントローラブルな領域とのことです。

いざ体験!

「マインドフルネス」の実践に入る前に、椅子に座ってできるストレッチを行いました。

↓こちらは目の疲れをほぐすストレッチ🧘‍♀️
「すっきりした!」や「視界が明るくなった!」などのコメントがあがりました。

(目頭のツボを押しています)

3種類のストレッチを行い身体をほぐした後、いよいよ「マインドフルネス」の実践です。

野村さんからの声掛けで自分の呼吸に集中していきます。
吸った息が身体を通り、鼻からでていく、その後の空気の流れを感じていると、呼吸に集中していることに気づきます。
それを繰り返していると、別のことを考え始める自分に気づきますが、再び呼吸に注意を向けます。

5分くらい続け、ゆっくり目を開くと気分がすっきりしていて、なんだか脳が軽くなった感じがしました😲

(瞑想中の代表 林(写真左)と社員のみなさん)

みんなでシェア!

Googleアンケートを活用して、それぞれが感じたこと、思ったことを言語化し、皆で共有していきました。

社員からのコメントをいくつかご紹介いたします。

ストレスの種類を知ることによって、日頃の自分の体験や悩みが普通なんだなと気付いた。

マインドフルネス瞑想をする前とした後では、こんなにも気分の差があるのだと実感できました。よほど、普段から何かを考え、自動思考によるストレスを感じているのだと感じているのだと驚きました。

呼吸を意識して瞑想することが新鮮でした。何も考えずに瞑想するということが苦手です。瞑想中に思考が何度生じてもいい、そのたびに呼吸への意識に戻すというアドバイスも、「あ、これでいいんだ」と思えてなんだか救われたような気がしました。

業務が忙しい中でも、無になる時間を作ることができました!
目を閉じた状態から目を開けると視力が上がった気がしました!

いいきっかけを与えてくれて感謝しています。ありがとうございます!

他にも「心が落ち着く気がした」や「リラックスした」など、効果に対するコメントが多かったです✨

代表の林は、「マインドフルネスを個人的に行ったことはあるが、会社のみんなで行うことの意義を感じている。SDGs推進の機会があったからこそできたと思う。とても勉強になりました。」とコメントし、ワークショップが終了しました!

おわりに

野村さんは、「瞑想は継続していくことによって効果や変化を知ることができる」とおっしゃっていたので、1回で終わらず続けていきたいと思いました👍

そして、林のコメントにもあったように、みんなで一つのことを体験し、言語化し、その場で共有することの重要性を感じましたので、今後のワークショップでも生かしていこうと思います✨

次回は、野村さんと林による対談の模様をお届けいたしますのでお楽しみに👋


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