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ごみを出さない丁寧な暮らし 〜みつろうラップを作ってみた〜

こんにちは!見てくださりありがとうございます!
SNSマーケティングエージェンシー「株式会社コムニコ」の相澤です。

私は入社3年目で、業務はSNSアカウントの全体プランニングやコンテンツ制作などを担当しています!

さて、弊グループのnote企画でバトンを受け取ったので、ごみについて考えつつ、環境に優しい「みつろうラップ」作りに挑戦してみました!

みつろうラップとは

みなさんは「みつろうラップ」をご存知ですか?

ミツロウ(蜜蝋)とは、ミツバチが巣を作る際に分泌するロウのことで、
「みつろうラップ」は、布にミツロウ(蜜蝋)や植物性オイル、天然樹脂を染み込ませたラップのことをいいます。ラップフィルムに代わる物としてオーストラリアで開発され、洗って繰り返し使える環境に優しいアイテムです。

なんと半年から1年間ほど使うことができます。とても環境にいいですよね!

さらに使い捨てのラップフィルムにはない程よい通気性があり、ミツロウ(蜜蝋)特有の天然の保湿性と抗菌性が、包んだ食品の鮮度を長持ちさせてくれます。
食品にとっても良い効果があります!

参考元:使い捨てはもう卒業。繰り返し使える便利な「みつろうラップ」

作ろうと思ったきっかけ

今回作ろうと思ったきっかけは、自宅で出るプラスティックごみの量に驚いたことでした。
私が住んでいる地域は「普通ごみ」「プラスティックごみ」「紙ごみ」など4種類8分別の分別方法があります。
中でもプラスティックごみの排出量が最も多く、1週間で大きなごみ袋がパンパンになってしまいます。
そのことから、ごみを出さない工夫を調べていた際に「みつろうラップ」の存在を知りました。

「みつろうラップ」作りに挑戦!

早速、「みつろうラップ」を作っていきます!10分ほどで完成しますよ〜!

1)用意する材料は、たったの5つ。
①みつろうビーズ
②オーガニックオイル
③布 綿100%(薄いものがおすすめ)
④クッキングペーパー
⑤アイロン、アイロン台

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2)クッキングペーパーを布の2倍の大きさにカットし、アイロン台にクッキングペーパーと布を広げます。全体にみつろうビーズを散りばめ、オーガニックオイルを垂らします。

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3)クッキングペーパーの片側を被せ、アイロンを当ててみつろうビーズを溶かします。

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4)ムラなくみつろうビーズを溶かせたらクッキングペーパーから剥がし、風通しの良い場所で乾かします。すぐにパリパリしっとり不思議な触感に!

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5)乾かしたら完成〜〜〜!
手の温かさでクシュっと変形し、食器にフィットさせることができます。

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見た目もキュート!思っていたよりも簡単に作れました!
おにぎりやサンドウィッチ、お菓子などを包むのにも使えそうですね!
活用していこうと思います!

環境に優しい「みつろうラップ」作りは下記のSDGsに貢献します。

目標7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
目標13:気候変動に具体的な対策を
目標14:海の豊かさを守ろう
目標15:陸の豊かさも守ろう

日本で一番ごみの少ない町「徳島県上勝町」

少し話が変わりますが、ごみの排出量が日本で1番少ない「徳島県上勝町」をご存知ですか?
上勝町は2003年にゼロ・ウェイスト宣言をしてから町民1人1人がごみ削減に努め、宣言から17年、リサイクル率80%以上を達成したそうです。(日本の平均リサイクル率は2013年時点で19% 出処:国立環境研究所 社会対話・協働推進オフィス
SDGsの観点から、今世界中の注目を集めている町です!

ゼロ・ウェイスト宣言とは:
無駄、浪費、ごみをなくすという意味。
出てきた廃棄物をどう処理するかではなく、
そもそもごみを生み出さないようにしようという考え方です。
(特定非営利活動法人ゼロ・ウェイストアカデミーWebサイトより引用)

詳しく調べてみると、とても素敵な取り組みを行っていました。

①ごみの分別
なんと上勝町の分別数は驚きの13種類45分別
大変そうと感じてしまいますが、住民1人1人が細かな分別を習慣化することで、「ごみを出さない」意識が生まれているのですね。

さらに驚いたことは、生ごみの回収をしていないことです。

生ごみは自分でリサイクルできる唯一の資源として、各家庭がコンポストなどを使い肥料にしています。すごい✨

コンポストについては、以前こちらのnote企画でも紹介しているのでご覧ください↓
思い立ったが吉日!微生物が生ごみを食べてくれる「自宅コンポスト」はじめてみたよ

②上勝町ゼロ・ウェイストセンター
上勝町にはごみ収集車がなく、住民自らゼロ・ウェイストセンターにごみを持っていき分別しています。

さらに「くるくるショップ」という ”まだ使えるけど不要になったモノ” を持ち込み、自由に持ち帰れるスペースがあります。
住民同士で譲り合うことが、ごみ削減に繋がるというのは魅力的なコミュニケーションシステムですよね!

みなさんもぜひ、自分の住んでいる地域または自宅でどの程度ごみを排出しているのか、もっと減らす方法がないのかを調べてみてください!

参考元:ZERO WASTE TOWN Kamikatsu

知ってほしい!おすすめInstagramアカウント

私がInstagramでフォローしている下記のアカウントは、日常のちょっとした工夫で取り入れることができる「プラなし生活」を発信しています。

便利なエコアイテムの紹介や、普段は捨てていたモノのリサイクル方法など、SDGsに貢献する知恵がたくさん詰まっています!

おわりに

今回、この記事を書いてみて”最も重要なのは「少しの意識と工夫」”と感じました。

人工的に作られたモノばかりに慣れてしまっている私たちは「環境のために」と考えすぎると日常生活が息苦しくなってしまいがちです。

ただ、視点を変えてみると「みつろうラップ」のように繰り返し使えるものは買いに行く手間も省けますし、ごみも削減できます。
今できる小さなことから始めてみるだけで、地域から世界へと繋がり、SDGsの取り組みに貢献していくのだと考えます。

また、私自身この記事を通して詳しく調べたことで、「環境や人に優しい簡単な取り組み」がたくさんあると感じました。
まずは知ることから始めて、SDGsに貢献する丁寧な暮らしを行っていきたいと思います。

ご覧いただき、ありがとうございました!

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