見出し画像

地域コミュニティ「まんまる高知」から考えるSDGs

みなさんこんにちは!
SNSマーケティングエージェンシー「株式会社コムニコ」の横山です。
普段は、ソーシャルメディアマネジメントセンター高知(以下、高知オフィス)でSNSアカウントの運用代行や、採用業務を担当しております。
大阪出身大阪育ちですが、2018年に母の故郷である高知県に移住しました。
休日は地域コミュニティの活動をしたり、趣味のバスケットボールを楽しんでいます。

さて、今回弊グループのnote企画「バトンをつないで SDGsChallenge」の23番目の走者としてバトンを受け取りました!
何を書いたらいいんだろう…と思いましたが、僕がプライベートで所属している地域コミュニティがSDGsに繋がっているのではないか?と思い、地域コミュニティ「まんまる高知」の活動内容をベースにSDGsについて考えてみることにしました。

私たち「まんまる高知」は、高知に何か貢献したいという思いで活動しております。今回の記事を通して少しでも私たちの活動を知っていただければ幸いです。そして、地方からSDGsを盛り上げるきっかけになれば嬉しいです!

画像1

1.「まんまる高知」とは??

「まんまる高知」は、地域課題の解決を目指すミレ二アル世代を中心としたコミュニティです。
メンバーは現在10人、職種はバラバラで、個性的なメンバーが集まって活動しています!

主な活動内容は、
・防災に関する意識を高めるための活動
・高知県の中高生を対象にした「働く楽しさ」を伝えるための授業の企画・運営

この他に、現在3つほどプロジェクトが動いております。
今回は上述した防災と教育に関するプロジェクトをお伝えします。

2.【災害と防災がつながるプロジェクト】

高知県は、南海トラフ地震により甚大な被害を受ける可能性が高いことが想定されています。このプロジェクトは、高知県民が、実際に被災した地域に出向き、支援活動を行うことで、当事者意識を持ってもらうための活動です。
2019年は台風19号の影響を受けた長野県に、ボランティア含む18名のスタッフが向かいました。活動の様子は高知新聞ウェブサイトをご覧ください。

画像2

(台風被害にあったリンゴ園で作業に励む参加者)

私たちは、自分の目や耳で得た災害のリアルな実態を伝えることが、防災対策や防災意識の啓発につながると考えて活動しています。2020年は新型コロナウイルスの影響でなかなか思うように活動ができませんでしたが、そんな中でも「何かしたい!」と思い、長野県で防災ボランティアをされている方々とオンラインによる意見交換を実施しました。
また「オール高知マスクプロジェクト」として、手作りマスク600枚を高知県に寄贈しました。

画像3

(手作りマスク600枚)

このような取組みは、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」につながりますよね。

2021年は東日本大震災から10年という節目の年です。
私も高知県に移住するまで恥ずかしながら防災意識は高くありませんでした。しかし、「まんまる高知」と関わることによって、災害を身近に感じ、防災対策の重要性をまさに「じぶんごと」として捉えるようになりました。

そこで、2021年の活動目標は、震災を経験したミレ二アル世代と、高知県に住むミレ二アル世代をつなぐことで、震災の教訓を「じぶんごと」として考える機会を作っていく予定です。
みんなが安全に住めるまちづくりにこれから関わっていきたいですね。

3.【しごとの教室】

「まんまる高知」では、キャリア授業の一環として、中学校や高校に出向き、さまざまな職種を紹介する特別授業(「しごとの教室」)を行っています。
この特別授業では、会社説明会のように「企業を紹介する」のではなく、「職業や仕事の内容」を学生たちに知ってもらい、自分たちのキャリアをどうするか?を考える機会を提供しています。
写真は、2020年12月2日に高知市立横浜中学校で実施した授業の様子です。SDGsに取組む企業や地域団体の担当者も参加し、「キャリア授業×SDGs」をテーマに行いました。

画像4

(「キャリア×SDGs」をテーマにした授業の様子)

授業では「SDGsクイズ」を出題したり、企業の担当者に自社のSDGsの取組みを話していただいたり、みんなでSDGsについて考えました。
高知県の学校教育でも取り入れられているSDGsの授業を、私たちが実施できたことは光栄です。

2021年も引き続き「しごとの教室」としての活動を高知県内の各学校で行っていく予定です。
私たちは自分のやりたいこと・やりたい仕事を、自分の手の届く範囲から選んでいくと思います。しかし、地方に住む子どもと都市に住む子どもでは、その「手の届く範囲」に差があるように感じていました。中高生のうちにさまざまな仕事の種類を知っておくことで、地域の子どもたちにもチャンスを増やしたい!そんな思いから、「しごとの教室」を運営しています。

学生たちのために有益な授業ができるよう、SDGsについてこれからも理解を深めていき、より多くの学校でSDGsについての授業ができるようになれば嬉しいですね。
この取組みはSDGsの目標4「質の高い教育を」に繋がります。

4.【横山が考える「まんまる高知」の展望】

2020年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に配慮しながら、オンラインミーティングやイベントを通して活動を続けてまいりました。
2021年はオンラインでの活動を継続しつつ、オフラインでも活動を行っていきたいです。

高知県土佐市がSDGs未来都市に選ばれるなど、徐々にSDGsに対する認知が広まってきている高知県ですが、首都圏と比較するとSDGsに触れる機会はまだまだ少ないように感じます。

「まんまる高知」では、今回ご紹介した「災害と防災がつながるプロジェクト」や「しごとの教室」のほか、様々なプロジェクトが動いていますが、今後は地方からSDGsを盛り上げていけるような活動をしたいと思います。
そして、もっとメンバーを増やして楽しく活動していきたいです。
まずは「行動あるのみ!」なので、さっそくメンバーとSDGsに繋がるような企画を考えて提案します。

note_横山さん


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?