(見た記録)でっけぇ風呂場で待ってます感想［第6話］

第6話『60秒専門占い』
今週は賀屋さん担当回。ファンタジー回でした。

ファンタジックではありつつ、でも現実離れしすぎていなくて、良い回でした。1話完結型のシットコムが表すところの、素敵な「ある小さな奇跡の１日」になっていてとても楽しく、他の回に影響がでないバランス加減の良さも感じました。60秒という設定も、オチも好みでした。
前回は賀屋さんが冒頭から出ていましたが、今回は中盤から。主演お二人の掛け合いに時間を掛けているのも特徴的に思います。賀屋さん、とても良い役で、前回もそんな印象でしたが、物語を進めていくきっかけの役割になっていることが多い気がします。
前回から出演の野間口さん。本当に器用な方だな、としみじみ見てしまいました。色々な言い回しの引き出しが多くて、見ていて楽しかったです。この端本夫婦は前回から登場ですが、前回より平田さん(端本妻)が強めで、書き手が変わることの面白さを改めて感じたりします。

演出的な面では、水晶の演出が良かったです。あまり過剰になりすぎず、あくまでも銭湯の中で起こりそうな魔法感というか。あとは、生首の出し方の上手さとか。今回は前回とは逆にみんなでお風呂入ってました。あの部分のアドリブ感というか、自由に伸び伸びしてる長谷川さん良かったです。水面叩いたりとか。(長谷川さん、眼鏡掛けたままお風呂入っていたのは笑ってしまいました。ギャグなのか、見えないのが嫌なのか分かりませんが。1話の毎度様は取っていた様な。)

最後に長谷川さん。今回特に出番少なめでしたが、「◯◯できなくてごめん～」と謝る表現がやはり大好きでした。絶妙なニュアンスの言い方が上手い。ちょっとしおらしくしてて、落ち込んでいる様な言い方が良かったです。賀屋さんの脚本、すっとこんなフレーズが入っていたりして良いな、と思いました。今回のバンダナは中央寄りの若干右(視聴者から見て左)側。気のせいかもしれませんが、気持ちきつめに縛られていたような気がしました。衣装は3パターンでしょうか。

来週はハナコ秋山さん担当回。予告の感じ、前回の担当回とまた違って話が結構動きそうな。ハナコの3人も再登場するようなので、どのような出方なのかも楽しみです。