認知的不協和
手作りの料理って美味しいよね。
お店の料理と比べて?
いや、まあ、ほら、暖かい内に食べよ。
「認知的不協和」
自分の中で対立する2つの意見が生まれた場合に、自然と結び付けて対立を無くそうとする心理効果。
行列に並んで乗ったアトラクションと、行列に並ばずに乗ったアトラクションでは、行列に並んだアトラクションの方が楽しく感じる。
これは何故か。
これは「認知的不協和」が働いていると推測されます。
とある実験の話。
「単調でつまらない作業」を2グループに分けてやってもらったそうです。
そして、その作業が「どれだけ楽しかったかを次の参加者に伝える」ように指導しました。
Aのグループには相応の給料を与え、Bのグループには不相応に安い給料を払ったそうです。
すると、相応の給料をもらったAのグループより、不相応な給料をもらったBグループの方が、次の参加者に対してより多く「作業の楽しさを伝えた」そうです。
「何で!?」
これが「認知的不協和」の面白いところ。
Bグループの人は「作業が面白くない!」という感覚と「面白いと説明しなきゃ!」という対立した意見が生まれてしまい、この対立を無くそうと考えたのです。
そして自分に「面白かったんだ!」と言い聞かせて、次の参加者に「面白かった!」と説明する事で、自分の中の対立を無くしてしまったのです。
凄くない?
「じゃあ給料を貰ってる方は?」
これも「認知的不協和」の面白いところ。
Aグループは作業に見合った給料を貰っています。
つまりこの時点で「作業は面白くない」という感覚と「見合った給料を貰える」という感覚があり、意見の対立が解消されているのです。
「つまんないけどちゃんと給料を貰える」のであれば作業に対して不満を持つ者は少なくなり、その結果、次の参加者へ必要以上に「楽しさ」を伝えることはなくなった。
というお話でした。
合唱コンクール
部活動
卒業式
感動しない訳が無いのよ。
疲れた時のビール
ハイキング後のBBQ
並んで食べたラーメン
手作りのクッキー
手作りの肉じゃが
手作りのカレー
不味い訳が無いのよ。
いや、他意は無いです。
サポートして頂いた方の事は一生忘れません。 靴ぐらいなら喜んで舐めます。