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受講アンケートから見えてきた使える研修講師と使えない研修講師の違いとは?

岡山のキャリアコンサルタントMICHIKOです。

キャリアコンサルタントとして、いつまでもクライエントに価値を提供するためには、机上の理論だけでは太刀打ちできないということをあたらめて感じている日々です。
やはり、現場でいかに汗を流しているかが重要なポイントになります。

キャリアを取り巻く環境が例年になく早い変化を迎えています。
その中で、研修を行う上では、常に現場感覚を維持していないといけない事を改めて感じています。

研修の場に立ち会う事が多く、色々な講師の研修内容を聞いていると、
説明がわかりやすくて上手いなぁと感心する講師の方も多くいらっしゃいます。

そんな講師は、企業の担当者などには大変受けがいのですが、
受講者からの声では、評価があまり高くない事にびっくりしています。

なぜ、評価が高くないのか?

同席させていただいても、講師の説明はわかりやすく、受講者もなごやかに楽しそうに受けているように見えていました。

しかし、受講者アンケートからは、「なるほど!」と納得せざるを得ない感想が書かれていました。

その感想では、
「話の内容はよく理解できる。しかし、もっと具体的な話を聞きたい。」
「職場で実際に活用できる内容を聞きたい。」
など、もっと現実的な話が聞きたいという感想でした。

これには、私自身もショックでもあり、納得でもあります。
同席して聞かせていただいていると受講者からの感想もわかる気がします。

しかし、研修が仕事の講師は、実際の現場での具体的な話をどれほど持っているのでしょうか?

私の恩師の教えで、「現場が一番!現場で汗を流せ」ということをこんこんと教え込まれました。どんなに理論を知っていても現場を知らなければ意味がないと。
現場:研修:知識=7:2:1だと

研修講師として、第一線で価値を提供し続けるには、常に、ある程度現場を体験し続けなければなりません。

研修講師の仕事は、理論だけを教えるのだけでなく、いかに現場に戻って受講者が使える内容を伝えられるのか?
それこそが、受講者が期待している講師ですね。

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