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現役キャリコンの学び直しから見えてきたこと

岡山のキャリアコンサルタントMICHKOです。

久しぶりに投稿します。
昨年度からキャリアコンサルタント養成講座を担当させていただくようになり、今までとはまったく違った意味で、キャリアコンサルタントの勉強を始めています。

約20年前にキャリアコンサルタント資格を取得した時と比べると随分と内容が変わっています。
「心理学をベースに」という言葉通り、心理学だけでなく様々な知識が
求められる現在のキャリアコンサルタント。

キャリアコンサルタントとしてのスキルの一つには、
面談スキルがあります。
ただ、現在の資格習得のための勉強内容を見ていると、
あくまで面談スキルは求められるスキルの一つだなぁと考えさせられます。

テキスト監修者をみても、心理学・教育学・経営学などの方々がまんべんなくいらっしゃいます。
そのため内容も、面談時に必要なスキルだけでなく、
多様な人達が働ける職場環境、キャリア教育、従業員の自律的なキャリア形成支援の仕組みなど、内容が多岐にわたっています。

また、学ぶ環境も対面での講習だけでなく、オンライン講座へと運営方法も変化しています。
そこで、学ぶ環境の変化としてのオンライン講座のメリットとして感じたことは、今までは勉強したくても出来なかった方々が自宅で気軽に勉強を始められるということです。
 ・地方在住で教室まで通学が困難だった方
 ・お子さんが小さい方
 ・海外に赴任中の方
 ・出張が多く定期的に通学できない方
 ・会場までの移動が困難な方
そのため、対面で行っていたとことは全く違った多様な方々が参加されているクラスが出来上がっています。
今まで勉強したくても気軽に始めることが出来なかった方々が受講できるようになり、その結果、多様な背景を持ったキャリアコンサルタントが生まれ始め、可能性がどんどん広がってきたなぁって!

仕事とはいえ、「学び直し」をした結果、
キャリアコンサルタントとしての知識と技術の進化だけでなく、
対面からオンラインへの変化なども柔軟性をもって受け入れ対応していかなければならなくなってきているを実感させられます。
単に学ぶということだけでなく、学ぶ環境の変化、その環境の変化から考えられる可能性など

キャリアコンサルタントを目指されている方は、時代の変化を柔軟に受け入れる心構えを持って欲しいと思います。
時代はもう元には戻りません。
そのためには、オンラインでの面談スキルを身につけることしかり、若年者から中高年、女性や外国人、障害を持った方など多様な方々の就職・転職の相談、また、人は経営資源として重要な「資源」という考え方から、価値を生んでいく存在の資本という「人的資本」の推進者としてのキャリア形成支援者という役割を担う覚悟を持つ必要があります。

どんな分野でも「学び直し」をしてみると、時代の変化や新たな発見など様々なことがみえてきますよ。
現役キャリアコンサルタントも実感できたのですから、みなさんもぜひ「学び直し」をしてみてくださいね。

MBA×キャリアコンサルタントで豊かな人生設計
キャリアコンサルタント事務所 L&Lラボ

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