耳下腺に癌が出来たので入院してる①

実は去年あたりから耳の下に謎のぷにょりんが出来ていて「なんだこいつは……」となっていた。
どんな病院へいっても「なんだこいつは……」という感じで、邪魔になって最後の皮膚科（家の近く）へ行ったら、「耳下腺じゃないかな〜……」といわれ大学病院へ紹介状を書いてもらう。

大学病院へ行くと、MRIを取ることになった。
予約は先だったが、MRIの前検査ということで血液検査7本抜きをされる。
最後にシュゴッという血液検査で出ては行けない音がした上、青タンができる悲しみ。
夕方、二本取り直しの連絡が来る。
きっと慣れない人だったんだと思うことにした。死ぬほど痛かったし。

MRIの結果といえば、耳下腺にできものができたということで、それ以上の良し悪しがここではわからないので、国際医療センターの方へ行って欲しいと言われる。
「紹介状、急いで書きますので！」って診察室と待合室でツイッターしてても言われて「なぜ二回言った」となる。

国際医療センターはまだ出来てから由緒があるわけではないが、父の胃がんでもお世話になった新しい最新技術が揃う病院であるし、ぶっちゃけ車であれは医大より家に近いんですよねここ。

さて、国際医療センターは予約制とはいえ、今では癌も二人に一人。毎日新患三十人超えである。
ぶっちゃけ死にそうなくらい暇をしていたし、呼び出し機の音のきらきら星で気が狂いそうになった。

診察してもらうと、「うーん、まぁでもこんなふうに飛び出してくるものが良いもののはずがありませんから」と言われ、至極その通りで「そっすね」と素で返してしまう。
MRIではなくCTをとったり診察してもらったりして、悪性腫瘍（ただしカルチノーマとついていたので、本当に悪性の骨肉腫的なアレではない）と判明。

神経を噛んでいるので、ぺりっとはがせればまだいいんですが、切り取って繋げてしまうと一年ほど神経をなじませてやっと首が動くようになる、と言われる。

ま、ここまで放置したのは私だししかたないよネ！と言うことで手術に臨むことに。
年間何十件も同じような手術をしている手練れの先生なので安心して任すほかないですしね！

ということで、11/19日に入院しました。

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