生理のとき、薬を飲まずにすんだよ
1. 生理のときの頭痛がつらい
A子ちゃんは40代の女性。
二人のお子さんのママです。
ここ何年か、生理のときに、つらい頭痛が数日続いていました。
それは、有名な「ロ」(「くち」じゃなくて、「ろ」ね)で始まる薬を飲まないと、生活がままならないほどにつらい頭痛でした。
痛みってつらいですよね。
痛いのが頭でも、からだ全体が動かなくなるもの。
ずっと寝ていていいならいいけど、それだとほんとに生活がままなりません。
なので、生理のたびに薬を飲んでいたA子ちゃんでした。
2. A子ちゃんは少しずつ元気になっていた
A子ちゃんは、頭痛以外にも体の悩みがあって、栄養療法を取り入れていました。
足りていない栄養を補給することで、
弱かったお腹を壊すことがなくなり
胸焼けがなくなり
美味しく、そして、安心して、
食事を食べられるようになり
朝から元気に動けるようになっていました。
でも、生理のときは頭痛がつらくて薬が手放せませんでした。
A子ちゃんは薬についてなんの問題も感じていなかったわけではありません。
飲まない方がいいと思ってはいても、痛みがつらいから使わざるを得なかったんです。
3. 栄養の軸を頭痛対策へ移したら
栄養療法を始めて半年後、大事なお腹の状態がよくなったので、A子ちゃんは補給する栄養の軸を、生理のときの頭痛対策へと移していきました。
そして、栄養療法スタートから10ヶ月後のこと。
いつものように生理がきます。
その生理がきたときに、頭痛がなかったわけではありませんでした。
でも、
その痛みがこれまでのようにどうしようもなくつらいというよりも、ちょっと離れたところから観察できるような感じだったのです。
それで、薬を飲まずにやりすごせたんです。
と、嬉しいA子ちゃんでした♡
4. 痛みってなに?
本来、痛みがあるということは、体に異常があるというサイン。
なんともないときは、頭がここにあるとか、お腹がここにあるとか、存在なんて感じないですよね。
でも、
痛みがあると、頭がここにある、お腹がここにある、と感じます。
そういうものなんですよね。
痛みは、何か体に問題があることのお知らせです。
あなたを苦しめようとするものじゃなくて、体が苦しいよと伝えているものなんです。
分子栄養学を提唱したライナス・ポーリング博士は、こう言っています。
分子栄養学では、体を構成するさまざまな分子(栄養素)のバランスが崩れることで細胞が本来の機能を果たせなくなり、そのために病気などの不調が出てくると考えます。
体や環境の状況が変わると、体ではそれに対応するための栄養がたくさん使われます。
A子ちゃんの頭痛が出るのは生理の時。
女性にとって当たり前になっていて、みんな意識がないと思うけど、
生理を起こすには、たくさんの栄養が使われるんですよぉ。
ってことは、A子ちゃんの頭痛は、生理のために栄養が足りなくなっているためかも??
5. A子ちゃんがやったこと
普段は、アドバイスされた栄養素をしっかり補っているA子ちゃん。
A子ちゃんがやったのは、今回の生理の時に、その一部をさらに少し増やしてみるということでした。
そしたら
薬なしでも痛みをやりすごせたんです。
生理を起こすために足りなくなってた栄養が補われたから、体は痛みというサインを大きく出さないですんだということですね。
薬を飲まずに乗り越えられた経験は
「私、大丈夫かも」
という自信につながりました。
『自信』て、自分を信じられるということですよね。
それって素敵なこと。
\女性のみなさーん/
生理の前後には、ふだんよりも栄養が必要になることを知って、多めに補うようにしてくださいね。
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