生理の時の痛み、どうして起こるか知ってる?
「生理の時の痛み、どうして起こるか知ってる?」
生理を長年経験してきた女性たちに、【ひとしなレッスン】の栄養こばなしタイムで、こう↑聞いてみても、「〇〇のため」とはっきり答えられたひとはごく少数。
当の本人たちでさえ、知らないままずっと過ごしてきてるというこの事実。
それくらい、私たち女子は、自分たちの体の仕組みを知らないんですよね。
学ぶ機会がない。
知らないから
学ぶ機会がなくて知らないから、コマーシャルとかで見聞きした痛み止めやピルを気軽に使うことになります。
そういうものだと思うから。
でも、痛みがある体は、本来の状態じゃないんですよ。
歯が痛いのは正常、とはゼッタイ思わないでしょ?
生理痛だって同じ。何か正常じゃないことがあって痛みが強くなっている可能性大。
なので、子宮まわりの病気がないかは、まず、よく調べることが大事。
薬の常用だけでやり過ごすということは、体の機能が正常じゃないまま放置することなんです。
その放置が、妊娠したいときに妊娠しにくかったり、妊娠中や産後がつらかったり、赤ちゃんに影響が及んだり、といったことにつながる可能性があります。
それくらい、生理痛というのは、女性の体の状態をまっすぐに表しているものなんです。
さて、特に病気がなければ、痛みの少ない体へと整えていくことは可能です。
痛みの少ない体へ整えていく方法
それは、あなたの体に必要な栄養を摂ること。
とってもシンプル!!
体の機能を作るのは、栄養だから。
痛み止めでも、ピルでもなく。
生理痛のある女子の多くは貧血があるから、まず、ちゃんとした貧血対策になる栄養を。
たとえ貧血と言われてなくてもね。
世の中の貧血かどうかの判断は、いい加減なことが多いから。
貧血対策の栄養は、まず、
『3回の食事で、毎回、たんぱく質をしっかり摂る』
しかも、動物性たんぱく質をしっかり摂って。
たんぱく質をしっかり摂っても太らないから安心して。
あと、ご飯(お米)もちゃんと食べて。
ちなみに、スイーツの栄養は貧血を改善する栄養じゃないよ。
心は満たされても、栄養は満たされないの。
お腹いっぱいと、栄養がいっぱいとは、違うよ。
そして、貧血といえば鉄が思い浮かぶと思うけど、
ドライフルーツやナッツとかの植物性の鉄よりも、動物性の鉄の方が、私たちの体にはヘルシー。
なんせ、私たちは動物だから。
そういう意味でも、お肉や魚を毎回しっかり食べて。
そうそう、鉄分の補給には向いていないけど、卵は手軽にたんぱく質が摂れて、超優秀!
薬と違ってすぐには変わらない
自分に必要な栄養が必要なだけ入ってきたら、体の機能が正常になって、痛み止めがなくても平気な体になっていきます。
そうなるには時間が必要。
薬のようにすぐには変わりません。
私たちの体は、栄養が入ってくるのを手ぐすね引いて待っていて、優先順位に従って、その栄養をちゃんと使ってくれます。
なので、あせらず、じっくり取り組んでみて。
痛み止めがいらなくなる前にも、経血の色や量、質が変わるなどの変化はあるはず。
やさしく見守ってあげて。
自分に必要な栄養や量って?
と思ったら、分子栄養学に基づく詳しい検査を受けて、しっかりと解析してもらうという方法があります。
どんなものなのかとりあえず話を聞いてみたいなと思ったら、「パーソナル栄養コーディネート」の中の「検査前相談」をご利用ください。
お知らせ
ふだんの食生活から栄養、特にたんぱく質を満たしたい方のために、超簡単レシピのオンライン料理レッスンもやっています。
栄養こばなしタイムでは、生理痛の出る仕組みも詳しくお話ししました。
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